3月15日から17日の3日間、昭和基地に来て以来、初めての健康診断が行われました。自然環境の厳しい極地で生き抜くためには、健康管理は重要なミッションです。氷点下の環境で外作業を行う場合、通常よりもカロリー消費量が増加するため、食事は若干カロリーが高めです。しかし、悪天候等により外に出られない日が続くと、食事で摂取したカロリーを消費できないため体には異変が起こります(少しずつ太ります)。そうならないために、外に出られない日は基地内で体力作りに汗を流すのですが、体重の変化以外、なかなか自分では気付くことが出来ません。
定期健康診断は南極で生活を続けるために、必要不可欠なことであり、その結果をもとに生活を見直し、最後まで健康体で過ごすことができるよう、ドクターからアドバイスを受けます。 |