日本の観測隊はDronning Maud Land Air Network(ドロムラン)という航空ネットワークに加盟しています。
10月になるとこの航空ネットワークの活動が開始されるのに伴い、滑走路を作って飛行機の受け入れ準備をしなければなりません。滑走路は長さ1200メートル幅50メートルで昭和基地付近の海氷上と大陸上(S17)の二箇所に作ります。
52次では10〜11月に計4便が給油のため昭和基地近くの海氷滑走路に着陸する予定があります。
今日はその滑走路の位置を決めました。合わせて滑走路の氷厚と位置(GPSで測定)を報告書として提出します。滑走路の横には10メートル間隔で黒旗を立てて、ここが滑走路であることを示します。この黒旗おもしろいデザインですが、滑走路標識として決められた物なのです。
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