4月14日に第2回消火訓練が行われました。当然ながら昭和基地に消防署はないので、火災が起きた場合は隊員が対応しなければいけません。消火訓練は毎月1回あり、毎回出火場所を変え様々なシチュエーションを想定して行われます。国内でも消防署を訪れ、本格的な訓練を受けてきました。
隊員は消火班、破壊班、医療班、連絡班に分かれ、消火班はさらに筒先係、救助係、ホース係、ポンプ係、電力係と役割分担されています。3月に行われた第1回目の消火訓練はぎこちない部分が多かったのですが、今回はその反省点を生かしてスムーズに消火体制を取ることができました。
昭和基地の建築物は木材が多く使用されており、空気が乾燥しているため、火災がおきると火の回りが早いです。実際に活躍することはないといいのですが、万が一に備えてこのような準備もしています。
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