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11月５日、昭和基地から約20キロ離れた島、ルンパにルート工作の途中立ち寄りました。雪上車で海氷上を行動する際は、氷の亀裂、天候など、注意すべきことがたくさんあります。毎年、安全を期すべく、利用するルートは事前に偵察を行いますが、これをルート工作と呼んでいます。
ルンパでは、たくさんのアデリーペンギンが集まり、大規模なコロニーが出来ていました。ざっと見て数百羽はおり、その数の多さに圧倒されました。驚きが一段落してからペンギンたちの足元をみると、たくさんの死骸がありました。南極は自然の宝庫ですが、野生動物にとっても大変厳しい環境であることを再認識させられました。
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