1月21日午後、全員作業で130kL水槽の大掃除をしました。
130kL水槽とは、昭和基地の飲料水及び生活用水の源水を貯留するプールのことで発電棟の裏にあります。融雪水をパイプラインで引き込み、発電機の排熱を利用して温めて循環させることで、厳冬期も水槽内が凍結せずに常に源水を確保できます。この源水をろ過したものを、昭和基地での生活水として使用しています。
毎年越冬交代前に清掃作業を行い、きれいにして次の隊へ引継ぐのが恒例です。いざ水槽内に入ってみると、砂や泥が沈澱し、また水槽表面にも水垢がこびりついていました。
全員作業で約1時間、隅々まで磨きあげ、全ての水を排水しました。
すっかりきれいになった水槽を前に爽快な気持ちといよいよ越冬交代が迫ってきたことを実感した一日でした。
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