ブリザード後の除雪
2014年4月11日
ブリザード後の除雪
ブリザードに見舞われた翌日は除雪作業を行います。
昭和基地では3月下旬から4月上旬の間、数回に渡り激しい吹雪(ブリザード)に見舞われました。
ブリザードによる積雪は、建物や車両などの遮蔽物の風下側に積もる傾向があり「ドリフト」と呼ばれます。今回のブリザードでも倉庫棟のドリフトは一晩で2mを超え1階の出入口が埋もれてしまいました。また基地の至るところにドリフトが出来たため、建物間の移動もままならない状況となりました。
そこでいよいよ重機を活用した除雪作業が始まりました。油圧ショベルが雪を掘り出し、ブルドーザー、ホイールローダーなどが除雪置場へ運んでいきます。一方で重機が入り込めない配管のそばや建物の隙間などは、スコップを用いた手作業による「雪かき」も同時に進めます。今回の除雪作業は2日かかりました。
このように昭和基地では各隊員が協力し除雪を行うことで基地機能の維持を図っています。
天気 | 日の出 | 日の入 | 最高気温 | 最低気温 | 最大風速 |
曇 | 7:40 | 17:02 | -7.7℃ | -11.1℃ | 20.2m/s |