一大イベントで祝うミッドウィンター祭
2014年6月21日

昭和基地からのグリーティングメッセージ
  隊員でアイスキャンドルを作成し、今夏に完成した「自然エネルギー棟」前で記念撮影を行いました。
南極の各国基地では、伝統的に極夜の折り返しである冬至の日を中心に、南極での越冬を祝う「ミッドウィンターフェスティバル(MWF)」が行われます。MWFは各基地でそれぞれのイベントを行うほかに、各基地へグリーティングカードをお互いに送り合うといった交流も行っています。
昭和基地でも隊員有志によってMWF実行委員会が立ち上がり、グリーティングカードを作成したほか、隊員全員が参加して楽しめるような企画を準備してきました。
南極の冬至である6月21日を中心に前夜祭、有志によるバンド演奏、肝試し大会、クイズ大会、寸劇、縁日横丁、露天風呂などのイベントが行われ、調理隊員の丹精を込めたフランス料理フルコースでMWFは無事に幕を閉じました。
南極の厳しい環境下で活動を行う私たちにとってMWFは憩いのひとときとなりました。これから越冬生活も後半に入ります。隊員達はこの一大イベントを全員で取り組んだことにより、これまで以上に結束が深まったようです。
  
  各国基地からのメッセージ
    各国基地からも多くのメッセージが届きました。メッセージは管理棟2階の踊り場に掲示されました。
 
  
  夏隊員からのメッセージ
    各国基地からのメッセージとともに3月に帰国した夏隊員からのメッセージも掲示しました。
 
  
  バンド演奏会
    時間を見つけては練習を積み重ねてきた各バンドの演奏会です。本格的な演奏からコミカルバンドまでそれぞれ特色のある演奏でした。
 
  
  お笑いイベント
    各組に分かれてお笑いイベントを実施しました。
 
  
  昼食
    昼食にひつまぶしが登場しました。隊員によるアイディア料理です。
 
  
  たこ焼き屋さん
    有志の出店による縁日も開催されました。
 
  
  お買い物はお金が必要?
    隊員達は半年以上もお金を使っていません。縁日専用のお札を利用して縁日の雰囲気を楽しんでいたようです。
 
  
  縁日を楽しむ隊員
    集中力は子供達にも負けてない!?
 
  
  いろいろなお店が出店しました
    ヨーヨー釣り、だんご屋&お茶屋、わたあめ、射的、やきそば、たこ焼き、ラーメンなどたくさんのお店が昭和基地に集まりました。
 
  
  MWFの最後を飾るのはフランス料理のフルコース
    調理隊員の腕のみせどころです。
 
  
  給仕役もスタンバイOK
    シェフと給仕役の隊員のミーティングの様子。
 
  
  シェフ(調理隊員)による料理の説明
    隊員は正装でテーブルにつきます。その前で調理隊員が料理の説明を行っています。
 
  
  メイン料理
    1年に一度のMWF。緊張の連続である隊員達も調理隊員の作る料理に憩いのひとときを感じていました。
 
2014年6月21日の気象情報
  
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