毎日必ず確認します
2015年11月10日
ホワイトボードは常に見えるところに
毎日の夕食後に行われるミーティング。全員の人員確認をした後、当直からの報告や各担当者からの業務連絡、その他、良かったことや注意喚起など、様々なことを発表し共有します。そしてミーティングの最後に、隊長が必ず確認すること・・・それは、翌日の「非常時体制」です。
非常時というのは、「火災」「停電」「野外旅行隊からのレスキュー要請」が発生した場合のことです。わたしたち56次隊はたった26人という少人数で協力し合いながら基地を維持しており、万が一火災や停電が起こっても、自分たちだけで何とかしなければなりません。もしもの時には誰がどこへ行き何をするのか、すべての隊員は、あらかじめ、非常時の役割を分担しています。
でも、野外観測で隊員が基地の外に出かけているときは、基地にいる隊員の人数はさらに減ってしまいますので、不在の人の役割分担を、残った隊員に代理で一時的に担当してもらう必要が出てきます。また、基地を離れ野外に出ているメンバーからSOSが入った場合、誰が救助に向かうのか、旅行隊の居場所や使用できる車両等、状況は日々変わるので、常に最新の情報をもとに非常時の対応を想定しなければなりません。
備えあれば憂いなし。どんなに忙しくても毎月欠かさずに実施する訓練や反省会はもちろん、このように「もし明日、火災が発生してしまったら・・・」という想定をしておくことは、非常に大切です。
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薄曇 | 02:16 | 22:00 | 0.3℃ | -6.6℃ | 16.6m/s |