大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所

2016.4号

(南極の氷は持ってきているのに)北極の氷をなんで持ってこないのですか?

南極観測では、観測船「しらせ」で物資を運びます。観測隊の食糧などをおろして空になった冷凍庫には、研究用の氷試料のほかに越冬隊が採取した南極北極科学館で展示する氷も詰めて持ち帰ることができます。
北極観測は、大勢の観測隊が一気に観測に行くわけではなく、大きな船を使っているわけでもないので、氷は持ち帰ってきません。

現在のしらせの次は、今とどう変わるのですか。変わる予定はありますか。

2009年~現在使用している観測船は、「しらせ(5003)」です。次の観測船はまだ決まっていません。
ちなみに、先代の「しらせ(5002)」は24年間、その前の「ふじ(5001)」は、18年間使用されました。

しらせで船酔いするとききましたが・・どのくらい大変なのですか?

客船などの揺れては困る船舶は、重心を低くするために船底が深くなっています。「しらせ」は氷海で閉じ込められても耐えられるように船底が言わば「お椀」のようになっているのでよく揺れるのです。
ピッチング(上下の傾き)、ヨーイング(左右の傾き)、ローリング(軸回りの動き)などの揺れが暴風圏では大きくなります。現「しらせ」にはこうした揺れを減容する装置などが装備されたことなどにより、以前よりは揺れが少ないようです。

みなさんからの質問より アーカイブ

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