大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所

2016.6号

これまで日本の基地で火災が起こったことはありますか?
また、火災の対処はどうやってするんですか?(10代からの質問)

昭和基地ではこれまで何回か火災がおきています。
一番大きな火災は、1984年7月に発生し、基地にある作業棟・工作棟という雪上車の整備をする建物が全焼しました。火災発生とともにすぐに消火器による消火を行ないましたが手の施しようがなく、また海水をくみ上げての放水も、ホース内の海水が凍りついて思うようにできませんでした。結局建物をほぼ全焼して鎮火しました。幸いなことにけが人はいませんでした。南極での火災は本当に命とりです。そのため越冬隊員は、毎月消火訓練を行い、安全確保につとめています。
とにかく火災を出さないこと、そして万が一発火したらすぐに消し止めること。これにつきます。

南極は、6月7月は本当に真っ暗なんですか?(小学生からの質問)

昭和基地では5月の終わりから7月中旬までは太陽を見ることはできません。
ただお昼頃は地平線近くは日の出前くらいの明るさにはなりますので、一日中真っ暗ということはありません。

みなさんからの質問より アーカイブ

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