ツノメドリやエトピリカのくちばしの役割の一つは、つがい相手へのアピールだと言われています。実際、くちばしは夏の繁殖期にはよりカラフルで、繁殖期が終わるとくちばしの一部が欠けて落ちてしまいます。平たいくちばしが、水中で進む方向を調節する「舵」のような役割をしている、という説もあります。水族館などで見ると、首を左右に曲げながらくちばしを使って上手に魚を捕っている様子が観察できます。
どちらも生まれたときには性別はわかりません。動物園などではDNA判定をして性別を決めているそうです。
国立極地研究所 南極・北極科学館 東京都立川市緑町10-3 (地図)
入館料:無料