南極は古く安定した大陸なので、地震はほとんど起きません。 でも昭和基地では、地震観測ステーションとして長年地震観測をしています。 地球のどこかで大きな地震が起きると、その地震波は地球の内部を通って南極まで伝わってきます。 その波の性質を調べることで、地球内部の構造がわかります。 また、氷がたくさんある南極では、地震ならぬ氷の振動(氷震や氷河地震)がけっこう発生します。 こういった氷の動きは、地球温暖化とも関係しているかもしれません。
国立極地研究所 南極・北極科学館 東京都立川市緑町10-3 (地図)
入館料:無料