2010年1月10日、厚い氷を砕き続けたしらせは昭和基地に接岸しました。その後、貨油のパイプ輸送と氷上輸送が急ピッチで行われます。51次隊からは新たにコンテナ輸送システムを採用しました。新しいしらせはコンテナ輸送を中心とした構造になっており、効率よく物資を輸送することができます。
1月13日からは昭和基地でのコンテナ輸送が始まりました。しらせから昭和基地のコンテナヤードまでは約800mあり、今回日本から持ち込んだ57個のコンテナを運びます。夜になると気温が低下し氷がしまり氷上が安定するため、重量物は夜から朝方にかけて運搬しました。
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