6月1日は気象記念日です。1875年(明治8年)、東京気象台(現在の気象庁)が設置され、東京で気象と地震の観測が開始されたことを記念し制定されました。気象庁ではこの日に、気象業務に多大な貢献をした方々を表彰しています。昭和基地でも、気象隊員が日頃から気象観測のお手伝いをしていただいた隊員に感謝の意を込めて表彰を行いました。
そして、恒例となっているのがかまくらでの祝賀会です。今年も気象隊員を中心に多くの隊員の協力のもと、気象棟の裏側にかまくらを作りました。作り始めたもののブリザードなどで作業が滞ることもありましたが、無事に隊員30人全員が入ることのできる大きなかまくらが完成しました。気象記念日のお祝いということで、隊員全員が気象庁のマスコットである「はれるん」のステッカーを貼って参加しました。中では料理や飲み物がふるまわれ、お互いに語り合い、いつもとは一味違った雰囲気の中で楽しいひと時を過ごしました。 |