極夜になってからの数少ない野外行動のひとつである西オングルバッテリー充電旅行が行われました。
西オングル島にある宙空部門の観測装置やデータの伝送装置の電源は、通常、ソーラー充電されているのですが、極夜は太陽光がなくなり、充電できなくなってしまうため予備バッテリーを使用するのですが、そのバッテリーの容量が不足するため充電しなくてはならないのです。
バッテリーは、ソーラー充電系のものと、予備系のものを合わせると42個あり充電時間は合計で20時間かかりました。
また、今回は、宿泊棟にある発電機のメンテナンスを行うため、機械隊も日帰りで同行しました。
次回は、まだ太陽の出る時間が短い8月に多目的アンテナ担当も同行する旅行が予定されています。 |