日本の学校は夏休みに入っている時期となり、毎年恒例の極地研究所の一般公開が行われました。この中の一つの企画として、南極で生活している越冬隊員達とTV会議室システムを使って話をしてみようというものが行われました。今年は北極圏にあるスパールバル諸島の観測村にある施設からも中継があり、北極、南極、日本という3元中継が行われることになりました。
1カ月前から日本や北極側担当とメールを使い準備が行われました。接続試験を数回実施し、シナリオのすり合わせや内容の確認等当日直前まで行われました。
本番当日は南極や昭和基地の紹介の後、会場の皆さんからの質問に直接隊員達が答えていくのですが、隊員達はどんな質問が来るのか?と戦々恐々として待っていたのです。
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