出張授業・ノートルダム女学院中学高等学校 グローバル探究コース③
2023年11月30日(木)に、京都市のノートルダム女学院中学高等学校の中学2、3年生を対象に、宇宙惑星科学が専門の宮岡 宏ArCS IIサブプロジェクトディレクター(国立極地研究所)による出張授業を実施しました。
参加生徒は、2022年10月に北極ボードゲーム『The Arctic』 を、2023年1月に北極海の海氷予測ワークショップを体験し、北極への興味・関心を高めてきました。今回の出張授業では、事前の調査で生徒の興味・関心が高かったオーロラについて、主体的な学びにチャレンジしました。
授業後アンケートでは多くの質問が寄せられ、北極や研究に対する興味がさらに深まった授業になりました。また、授業翌日の12月1日の夜には、北海道各地で低緯度オーロラが観測され、夜空が薄い赤色に染まった様子が報道されました。生徒たちは絶好のタイミングで授業内容を深めることができ、非常に印象に残る学びとなりました。




学校・団体名 | ノートルダム女学院中学高等学校 |
対象 | グローバル探究コース 中学2年生、3年生 |
実施日 | 2023年11月30日(木) |
講師 | 宮岡 宏ArCS IIサブプロジェクトディレクター(国立極地研究所) |
活動内容 | オーロラと太陽・地球についての講演と演習(100分) |
参加人数 | 35名 |
参加者からの声 |
・オーロラができる時の4色の層が、きれいで印象に残っています。いろんな色ができる理由は原子や分子の種類が色の層ごとで違うからだと知り驚きました。 ・オーロラは寒い場所でみられるというイメージでしたが、太陽風・地磁気・大気が関係しているということに驚きました。 ・さまざまな情報からオーロラがいつ見えるかを予測できるというのを初めて知りました。 ・オーロラが、日本でも見れるようになるかもしれないという話が印象に残りました。日本で見れるようになったらこの目で見てみたいです。 ・コンパスのアプリで「真北を使用」スイッチを有効にすると、北が8度ぐらいずれたことが印象に残りました。 ・平安時代にオーロラについてあんなに詳しい記述があることを知りませんでした。昔の資料では不吉なことが起こるといわれていたのがおもしろかったです。 ・今日学んだ事を、身近にいるいろんな人に話そうと思いました。 ・地学を学ぶべきか悩んでいたのですが、最後の先生のお話を聞いて、勉強しようと決心がつきました。 |