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第2回ArCS II公開講演会『北極先住民が語る暮らしと文化 ―地球温暖化の時代に生きる―』を開催します

開催概要

  • 日時:2023年3月11日(土)13:00-16:00(開場 12:30)
  • 会場:一橋講堂  東京都千代田区一ツ橋2丁目1-2 学術総合センター2F(対面開催のみ。オンライン配信なし)
  • 主催:国立極地研究所、海洋研究開発機構、北海道大学
  • 定員:200名(先着順)
  • 対象:関心のある方はどなたでも
  • 使用言語:日本語、英語 ※日英同時通訳あり
  • 参加方法:参加登録フォーム  からの事前登録制・参加無料

プログラム

13:00-14:30 開会挨拶

第1部 講演「北極先住民の暮らしと文化」
 講演者①:ナバガナ・カーヴィギヤ・ソレンセン / Navarana K’avigak’ Sørensen
 (イヌイット文化伝承者)
 講演者②:ルネ・フェルハイム / Rune Fjellheim
 (元サーミ評議会北極・環境ユニット長)
14:30-14:50 休憩
14:50-16:00 第2部 パネルディスカッション「北極温暖化の時代にどう向き合うか」
 モデレーター:西村 勇哉(NPO法人ミラツク、株式会社エッセンス)
 パネリスト:日下 稜(北海道大学)石井 花織(東北大学)、ナバガナ・カーヴィギヤ・ソレンセン、ルネ・フェルハイム

閉会挨拶

登壇者紹介

ナバガナ・カーヴィギヤ・ソレンセン / Navarana K’avigak’ Sørensen

(イヌイット文化伝承者)
グリーンランド北西部チューレ地区のウマナックに生まれた後、幼少期に北西部のカナックに移り住む。グリーンランドで翻訳者や通訳として働く傍ら、文化研究者、語り部、チューレの伝統的なドラムダンサーとしても活躍。様々な国の映画制作者とも長年にわたり仕事をし、カナダ国立映画制作庁のドキュメンタリー映画 ”Katinngat (Vanishing Point)” にも出演した。現在はデンマークに在住。

ルネ・フェルハイム / Rune Fjellheim

(元サーミ評議会北極・環境ユニット長)
北極先住民サーミのコミュニティで育つ。学生時代から北極圏や先住民の問題に携わり、卒業後は、ノルウェー・サーミ議会、サーミ評議会、北極評議会などで政策立案や開発に従事。現在はコンサルタント会社を運営し、北極圏の問題を様々な角度から深く理解することを目指している。専門分野は、北極圏の政策課題、先住民の政策開発、多国間交渉、気候変動問題、サーミ問題。

日下 稜

(北海道大学 低温科学研究所)
高校2年の夏にグリーンランド北西部にあるイヌイットの村を訪れて以降、度々同地を訪問し現地の人々と生活を共にする。現在はアザラシやキツネなどの毛皮衣服の性能評価や、犬ぞりの構造解析など、現地の人々が長年培ってきた知恵を実験的な手法を用いて明らかにする研究を行う。趣味はスキー、登山、旅行、毛皮の収集。

石井 花織

(東北大学 東北アジア研究センター)
社会や自然環境の変化により、廃棄物による汚染問題がどう現れ、人々はどう応答するのかを多角的に理解し、解決に向けて貢献することを目指している。アラスカの遠隔地の村々の廃棄物処理の問題について、問題の当事者である現地の人々の問題認識や、政府やNPOとの関係性に着目して研究を行ってきた。趣味は散歩と部屋の模様替え。

西村 勇哉

(NPO法人ミラツク、株式会社エッセンス)
大阪大学大学院にて人間科学の修士を取得。セクター、職種、領域を超えたイノベーションプラットフォームの構築と、大手企業の事業創出支援、研究開発プロジェクト立ち上げの支援、未来潮流の探索などに取り組む。WEBメディア「esse-sense」ではArCS IIと連携して、北極の先端研究に取り組む研究者のインタビュー記事を発表中。

プレイベント・北極ボードゲーム『The Arctic』体験会

北極ボードゲーム『The Arctic』 は、変わりゆく北極の今を知り、北極の未来を考えるゲームです。北極では何が起きているのでしょうか?どのような研究や政策が必要なのでしょうか?北極の研究者、先住民、開発業者などの役割になりきって、変わりゆく北極を体験しましょう!

  • 日時:2023年3月11日(土)11:00-11:45(集合 10:50)
  • 会場:一橋講堂  学術総合センター2F 中会議場4
  • 定員:30名(先着順)
  • 対象:小学校高学年~一般
  • 使用言語:日本語、英語
  • 申込方法:参加登録フォーム  にて「北極ボードゲーム体験会への参加希望」を選択してください。
    (事前登録制・参加無料)
    ※公開講演会に参加される方を対象としたイベントです。

参加者の皆様へ

  • プログラムは都合により変更となる場合があります。
  • 第2部のパネルディスカッションでは、インタラクションツール「Slido」を使用して、参加者へのアンケートやパネリストへの質疑応答を行います。スマートフォン、タブレットやパソコンからご参加できますので、ぜひご準備ください。Slidoへのアクセス方法などについては、別途ご連絡いたします。
  • プレイベント・北極ボードゲーム『The Arctic』体験会に参加された方のための昼食会場の準備はございませんので、ご了承ください。
  • 当イベントは新型コロナウイルス感染の状況を踏まえ、感染予防と流行拡大防止のための対策を実施して行います。

お問い合わせ先

国立極地研究所 国際北極環境研究センター
E-mail: