2023年度 | ArCS II 北極域研究加速プロジェクト https://www.nipr.ac.jp/arcs2 北極域に関する先進的・学際的研究を推進し、その社会実装を目指します Mon, 29 Jul 2024 00:23:54 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=6.4.5 第2回国際助言委員会(IAB)レポート https://www.nipr.ac.jp/arcs2/outreach/iab-report-2024/ Fri, 29 Mar 2024 04:10:33 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=outreach&p=11911 Report of the Second International Advisory Board(英語) PDF 2024年2月15日(木)・16日(金)に実施された第2回国際助言委員会(IAB)の報告書が発行されまし […]

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グリーンランド北西部で野外廃棄物焼却時のPM2.5を観測~北極域で「誰一人取り残さない」大気環境把握への貢献に期待~ https://www.nipr.ac.jp/arcs2/press-release/2024-03-28-01/ Thu, 28 Mar 2024 06:46:43 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=press_release&p=11926 海遊館でイベントを開催しました https://www.nipr.ac.jp/arcs2/project-report/2024-03-27-1/ Wed, 27 Mar 2024 06:39:46 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=project_report&p=11901 報告者:日下 稜(北海道大学) 関連課題:沿岸環境課題 2024年3月24日(日)に大阪市の海遊館で北極圏に暮らすアザラシと海遊館に展示されている北極圏の生きものを紹介するイベント「北極圏の今を知り、未来へつなげる ~ア […]

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報告者:日下 稜(北海道大学)
関連課題:沿岸環境課題

2024年3月24日(日)に大阪市の海遊館で北極圏に暮らすアザラシと海遊館に展示されている北極圏の生きものを紹介するイベント「北極圏の今を知り、未来へつなげる ~アザラシからわかること~」を開催しました。

挨拶の様子

海遊館の飼育員からは、北海道大学水産学部附属練習船「おしょろ丸」での採集調査の様子や、日本初の完全人工哺育のワモンアザラシ「ミゾレ」が生まれた時の苦労話などを聞くことができました。沿岸環境課題からは、北極圏の気候変動やアザラシの生態についてや、グリーンランドでの調査、イヌイットによるアザラシ利用についての話題提供をしました。

海遊館の飼育員の講演
沿岸環境課題からの話題提供

パネルディスカッションでは、三谷 曜子教授(京都大学・沿岸環境課題)の司会で会場からの質問に答えながら、北極圏のアザラシについての理解を深めました。また、北海道とグリーンランドに生息するアザラシ5種類(ゴマフアザラシ、ゼニガタアザラシ、クラカケアザラシ、ワモンアザラシ、タテゴトアザラシ)と北極圏の陸上動物(ホッキョクウサギ、ホッキョクギツネ、トナカイ、ジャコウウシ)、海遊館で飼育されていたラッコの毛皮を展示し、来場者に自由に触ってもらいました。雨天のため参加者は55名にとどまりましたが、参加者からは無料ではもったいないとの声も聞かれるなど、楽しんでもらえたのではないかと感じています。

会場の様子
毛皮の展示

 

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ArCS II国際法制度課題から、最近注目を集める北極における海底ケーブルの保護についてまとめたファクトシートを発表 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/press-release/2024-03-19-01/ Tue, 19 Mar 2024 05:44:12 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=press_release&p=11898 偏⻄⾵の蛇⾏が中⾼緯度海洋との連動によって増幅される仕組みを解明季節的な異常天候の予測精度向上に繋がると期待 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/press-release/2024-03-18-02/ Mon, 18 Mar 2024 06:54:20 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=press_release&p=11896 深夜の時間帯にフィーバーする北極域の海鳥繁殖地~録音データが明かす、白夜における海鳥の生活リズム~ https://www.nipr.ac.jp/arcs2/press-release/2024-03-18-01/ Mon, 18 Mar 2024 05:10:51 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=press_release&p=11894 Polar Symposium 2024参加報告 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/dispatch/2024-03-15-1/ Mon, 18 Mar 2024 00:43:13 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=dispatch&p=11886 報告者:榎本 浩之(国立極地研究所) 2024年2月22日、23日にモナコにて、アルベール2世財団と南極研究科学委員会(SCAR)、国際北極科学委員会(IASC)が共同で、極地変化に関する科学シンポジウム「北極から南極へ […]

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報告者:榎本 浩之(国立極地研究所)

2024年2月22日、23日にモナコにて、アルベール2世財団と南極研究科学委員会(SCAR)、国際北極科学委員会(IASC)が共同で、極地変化に関する科学シンポジウム「北極から南極へ」の第2回目のシンポジウムを開催しました。海洋研究や教育に力を注ぎ、自らも極地を含む世界各地の海に出かけたモナコ・アルベール1世の考えを継承したアルベール2世によるPolar Initiativeの趣旨によるものです。

シンポジウムは、南北両極に共通する現象をより理解し、それが地球全体に及ぼす影響を特定し、適切な対応を提案することを目指して開催されました。会場となった海洋博物館に、アルベール2世大公、アイスランド・グリムスン前大統領、SCARよりJefferson Cardia Simoes副代表他、IASCよりHenry Burgess議長ほか事務局メンバー、その他にはアルフレッド・ウェゲナー極地海洋研究所(AWI)、ノルウェー極地研究所(NPI)、英国南極調査所(BAS)やフランス、米国等からの極地研究関係者、WWF、NPOや、世界経済フォーラムWEF、Sami協議会、ジャーナリストなど120人ほどが参加しました。

会場の外観
会場の内観

アルベール2世大公は、開会の辞において、気候変動の前兆としての極地の重要性を強調され、国際的に共同で取り組むべき課題、若手育成、保全と経済活動についても述べられました。さらに、パネルディスカッション、ブレイクアウト・ディスカッションが行われました。

シンポジウムでは「今後10年間に向けた両極イニシアチブの開発とコラボレーション」「漁業、観光、鉱山などの人間活動の影響に関連した、極地における新たな課題に対する適応と緩和戦略」という、2つのテーマが掲げられました。

今後10年間にわたり、同期した国際的な取り組みの強化が訴えられ、国境を越えた協力を継続し発展させることの重要性や、極地研究の結果とその地球規模への影響に関する行動指向のコミュニケーションの促進といったことが提案、議論されました。これらは2032年の国際極年(IPY)、2025年の第4回北極科学計画会議(ICARP IV)につながる話題でもありました。

社会経済やツーリズムに関しては、南極と北極における関心や課題は異なります。北極圏におけるツーリズムは地域の文化の理解につながるものであり、地域の経済活動や訪れて接触を持つことの有効性が述べられました。先住民の文化や課題を理解するという観点があります。一方、南極グループの議論ではで、オーバーツーリズムとその防止に向けた教育やアウトリーチの必要性が話題に上がりました。

会議の様子

会議では、世界経済フォーラム(WEF)や北極経済評議会(AEC)の経済活動と極地への関与など、また複数の財団の研究や教育支援活動についても意見が交わされました。会議にはAssociation of Polar Early Career Scientists(APECS)から多数の若手研究者が招待されており、若手活動に関するフェローシッププログラムの授賞式も行われました。

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講演会「北極圏の今を知り、未来へつなげる ~アザラシからわかること~」開催のお知らせ https://www.nipr.ac.jp/arcs2/info/2024-03-11-1/ Mon, 11 Mar 2024 06:42:02 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=info&p=11866 アゴヒゲアザラシ(上)とタテゴトアザラシ(下) 沿岸環境課題が共催する講演会「北極圏の今を知り、未来へつなげる ~アザラシからわかること~」が、2024年3月24日(日)に大阪市の海遊館  にて開催されます。 「北極圏の […]

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アゴヒゲアザラシ(上)とタテゴトアザラシ(下)

沿岸環境課題が共催する講演会「北極圏の今を知り、未来へつなげる ~アザラシからわかること~」が、2024年3月24日(日)に大阪市の海遊館  にて開催されます。
「北極圏のアザラシ類」をテーマとし、飼育から得たアザラシの生態、調査研究で判明した野生下のアザラシや自然環境の現状などを、飼育員と研究者がお話しします。

共同開催:海遊館
北極域研究加速プロジェクト(ArCS II)沿岸環境課題

開催報告はこちらからご覧ください。

イベント概要

イベントの詳細は こちらのページ(海遊館)  をご参照ください。

  • 日時:2024年3月24日(日)13:30-16:30
  • 場所:海遊館エントランスビル2階「海遊館ホール」
  • 対象:関心のある方はどなたでもご参加いただけます
    ※年齢制限はありませんが、中学生以上対象の講演内容です
  • 定員:150名
  • 料金:無料(別途、入館料が必要となります)
  • 申込方法:ウェブフォームからの事前申込制(先着順)
    ※お申込などの詳細は こちらのページ(海遊館)  をご参照ください。

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天王寺動物園でイベントを開催しました https://www.nipr.ac.jp/arcs2/project-report/2024-03-11-1/ Mon, 11 Mar 2024 06:41:46 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=project_report&p=11862 報告者:日下 稜(北海道大学) 関連課題:沿岸環境課題 会場への入口 会場の様子 2024年2月10日(土)に大阪市の天王寺動物園にてグリーンランドの動物と現地の人びとの暮らしを紹介するイベント「極北のいきものと、ひとび […]

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報告者:日下 稜(北海道大学)
関連課題:沿岸環境課題

会場への入口
会場の様子

2024年2月10日(土)に大阪市の天王寺動物園にてグリーンランドの動物と現地の人びとの暮らしを紹介するイベント「極北のいきものと、ひとびとの暮らし~グリーンランドの事例から~」を開催しました。天王寺動物園から井出 貴彦さんが「ホッキョクグマから見える、極域の環境」と題して北極海の海氷減少やホッキョクグマの現状についてお話しした後、沿岸環境課題から大槻 真友子、日下 稜がグリーンランドに暮らす動物や、現地の人びとが行う狩の様子、食べ物、毛皮利用などを紹介しました。

開演を待つ来場者
毛皮やパズルの展示

来場者からは現地の子供たちや学校の様子などについての質問が出ました。また、自由に触ってもらえるように、ワモンアザラシやタテゴトアザラシ、トナカイ、ホッキョクギツネ、ホッキョクウサギなどの毛皮に加え、ワモンアザラシの爪、海棲哺乳類のパズルを展示したところ、講演を聞きに来た人以外にも、多くの人が訪れました。展示を見に来た人の中には、毛皮の種類や特徴、利用方法などについてメモを取りながら、熱心に質問される方もいて、関心の高さがうかがえました。

 

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「ArCS II 若手人材海外派遣プログラム2023年度参加報告会」開催報告 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/project-report/2024-03-07-1/ Fri, 08 Mar 2024 00:17:59 +0000 https://www.nipr.ac.jp/arcs2/?post_type=project_report&p=11851 2024年1月25日(木)、北海道大学創成科学研究棟大会議室(札幌市北区)において、2023年度若手人材海外派遣プログラムの参加者9名(会議室出席4名、オンライン出席5名)による成果発表会をハイブリッド形式で開催しました […]

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2024年1月25日(木)、北海道大学創成科学研究棟大会議室(札幌市北区)において、2023年度若手人材海外派遣プログラムの参加者9名(会議室出席4名、オンライン出席5名)による成果発表会をハイブリッド形式で開催しました。本年度プログラム参加者の発表では派遣の目的や研究について述べられたあと、派遣先の観測地の様子や、参加した学会での発表風景、また現地での過ごし方などの説明、海外での新鮮な体験や感動などが報告されました。発表後の質疑も研究内容だけではなく、現地での経験談など活発に行われました。座談会では事前に共有された2つのテーマについて話が進められ、座長からの貴重なアドバイスに真剣なまなざしで聞き入る姿も見られました。

参加者からは、他分野の同年代の研究者の発表を聞くことができ良い刺激となった、直接会えなかったがオンラインでも交流する機会を得られ楽しかったという感想が寄せられました。また、研究室の後輩が若手派遣に興味を持ち、応募を考えているといった報告があり、北極域研究の若手人材育成事業として定着しつつあることを感じました。

質疑応答場面
オンライン発表場面

 

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