多摩モノレールマナーポスター

50周年アンバサダーのキャラクターたちが多摩モノレールのマナーポスターに登場✨
4月から12月までの9か月間、多摩モノレール全駅のホームや改札階の掲示板に貼りだされますので、ぜひ探してみてください♪

掲載期間:2023年4⽉~2023年12月(予定)

本ポスターは多摩モノレールと国立極地研究所が共同制作したマナーポスターです。

マナーポスター全4種類

南極のアザラシはどんな暮らしをしているの?

南極に生息するウェッデルアザラシは魚やオキアミなど、海の中の生き物を食べて生活しています。潜水能力が高く900mの深さまで潜った記録がありますが、人間と同じ哺乳類で、肺で呼吸をしています。このため、時々海の表面に戻ってきて呼吸をする必要があります。

南極の海の表面には、海水が凍った「海氷」が広がっていて、ウェッデルアザラシは、この海氷の割れ目にできた穴を呼吸に使います。穴は放っておけば凍ってしまうため、氷を歯で削って穴を維持しなければなりません。また、夏の時期には海氷の割れ目近くの氷上で子育てをします。エサを取りに行く時には、氷の穴を出入り口にして海の中へ潜っていきます。

氷を歯で削るウェッデルアザラシ

氷の穴から顔を出し息をするウェッデルアザラシ

ホッキョクグマの暮らす北極の環境はどうなっているの?

人間が初めて北極点に立ってから約1世紀。北極の気候はずいぶん変わりました。
北極は特に温暖化の進行が速く、北極海を覆っていた海氷の面積は減り続けていて、2012年には1980年代の半分以下になりました。

ホッキョクグマは、カナダの島々を中心に北極海を取り囲むように分布しています。主な生活の場は海氷の上で、主食はアザラシなどです。北極の海氷の減少にともなって、ホッキョクグマの生息数の減少が観測されています。

アデリーペンギンはどんな鳴き声?

アデリーペンギンは南極大陸の沿岸域に広く生息するペンギンです。

夏は子育ての季節。雪がとけた海岸沿いに集まって卵を温め、雛を育てます。オスとメスは交代で海へエサを取りに行き、胃の中に蓄えたエサを口移しで与えます。

交代のタイミングでは、自分のパートナーを声で確認するので、ペンギンの鳴き声が飛び交います。また、巣を作っている小石の取り合いなど、ケンカの様子も見られます。

夏の北極にはどんなお花が咲いているの?

北極の陸地のほとんどは寒さのために大きな木が育たず、草原のような景色が広がるツンドラ地帯です。そのような厳しい環境でも、太陽が沈まない短い夏には、小さく可愛い花が一斉に咲き、お花畑が見られます。その花や葉を求めてトナカイ(や鳥)がツンドラにやってきます。

北極の植物図鑑

ヨツバシオガマ
ワタスゲの仲間
サクラソウの仲間
ホッキョクヒナゲシ
オオツボゴケ
オニイワヒゲ
コケマンテマ
コケモモ
キョクチヤナギ
ムラサキユキノシタ
コスギラン
チョウノスケソウ
タカネマンテマ
ムカゴトラノオ
ヤナギランの仲間