Arctic Circle General Assembly2015が、2015年10月16日から18日まで、アイスランド・レイキャビックの国際会議場「ハルパ」で開催されました。Arctic Circleは北極に関する諸問題を扱う国際的な会合で、北極環境変化に対する産官学の取り組み、あるいは国際政治や先住民関係の問題までが議題に含まれます。アイスランド政府の主導により行われているもので、2013年の初回から毎年開催されています。
今回、日本からは、白石和子北極担当大使、志野在アイスランド日本大使、清浦隆文部科学省海洋地球課長及び深澤理郎ArCS_PDらが参加し、発表されたばかりの「日本の北極政策」をお披露目すると伴に、Japan Sessionでは我が国の北極研究政策やArCSプロジェクトの紹介を行いました。ArCSプロジェクトの紹介に関しては、深澤PDよりこれまでの研究プロジェクトとは異なり、人文社会系を巻き込んで社会・経済的インパクトを明らかにすることや、それらの知見をステークホルダーに広く還元していくことなどの新たな視点について重点的に説明がなされました。
会場には、定員を超える約50名の参加者が集まり、日本の北極研究戦略やArCSプロジェクトに対して、大きな期待が寄せられました。
ArCS事務局
ArCSについてプレゼンする深澤PD
