ArCS 北極域研究推進プロジェクト

ArCS通信

第1回若手研究者派遣成果発表会

2017年3月7日(火)第1回若手研究者派遣成果発表会が、ArCS全体会合の直後に開催されました。今回の成果発表会には、田原成美さん(大阪府立大学)、中野渡拓也さん(国立極地研究所)、大嶋亮造さん(株式会社商船三井)そして私(神戸大学)の4名が参加しました。残念ながら発表会に参加できなかった喜岡新さん(インスブルック大学)は、全体会合のポスターセッションでの参加となりました。

発表会は、司会の齊藤誠一先生による若手研究者派遣制度一般の説明から始まり、前半は、派遣者による派遣期間中の研究活動とその成果についての報告、後半は、帰国後の研究の発展や今後の展望についてのコメントがなされました。その後、質疑応答に移り、フロアーから大嶋さんに対していくつか質問がありました。最後に私が総括コメントを述べて、発表会は終了しました。

この発表会を通じて、派遣期間中に築けた海外の研究者とのコネクションが、今の私の研究にとっての重要な財産となっていることに気づきました。またこの発表会は、異なる学問分野の若手研究者の研究活動について知ることのできる貴重な機会ともなりました。

最後になりましたが、この若手研究者派遣プログラムおよびこの成果発表会の開催にあたって大変お世話になった、北海道大学の齊藤先生、田中晋吾様、鈴木大路郎様、そして研究計画審査をしていただいた匿名の先生方に、深くお礼申し上げます。

稲垣治(神戸大学/テーマ7実施担当者)


報告会後の集合写真