河北新報 1998年8月29日(朝刊)
『「しらせ」寄港 きょうから一般公開 仙台港』(一部省略)
日本の南極観測隊の研究や南極での生活を紹介しようと、文部省国立極地研究所は30日、仙台市青葉区の市科学館で、講演や映画上映によるイベント「白い大陸からのメッセージ」を開く。南極の昭和基地と、小、中学生が国際電話で交信する企画も予定されており、南極を直接知る貴重な機会になりそうだ。29日には、南極観測船「しらせ」が仙台港に入港。31日まで一般公開される。
科学館のイベントでは、台原中の生徒2人、旭丘小の児童1人が代表として、昭和基地で観測業務を続けている日本隊初の女性越冬隊員の一人で東北大助手の坂野井和代さん、仙台市出身の岡野章一隊員と電話で話す。
仙台港高松ふ頭に寄港する南極観測船「しらせ」の一般公開は、29日が午後1時から3時まで。30、31日は午前9時−午後4時。
「白い大陸からのメッセージ」は30日午後2時から。無料。
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