資料1-2

第66次南極地域観測隊員候補者の公募について
第66次南極地域観測隊『観測部門』公募 担当と職務内容・条件

越冬隊

モニタリング観測担当の職務内容・共通条件
担当 担当人数
(募集人数)
職務内容 共通条件
モニタリング観測 最大2名

昭和基地及び周辺地域でのモニタリング観測を継続して行なうため、観測機器の運用・保守を行う。

1)観測内容※1を理解し、責任と意欲を持って観測業務を遂行できること(守秘項目等含む)。
2)WindowsやUnix系OSのPCや周辺機器を使った作業経験
<以下項目のいずれかの経験を有していること>
3)資料1-1にある観測に関連する機器の取扱い経験。
4)コンピュータに関して、GUIだけでなく、コマンドラインでの作業経験。
5)理化学・工学実験・観測の実務経験、基礎的な電気回路の取り扱い経験。

※1観測内容の詳細は、資料1-1を確認してください。

モニタリング観測の分野および分野別に必要な条件
観測分野 観測項目 観測分野への適正

宙空圏変動のモニタリング

電磁環境の地上モニタリング観測 光学・電磁場観測などの経験を有することが望ましい。
宇宙天気・宇宙気候現象のモニタリング観測
中層・超高層大気モニタリング観測
気水圏変動のモニタリング 大気微量気体観測 化学分析の経験を有することが望ましい。
南極氷床の質量収支モニタリング
地圏変動のモニタリング 統合測地モニタリング観測 測地・重力観測や地震観測の経験を有することが望ましい。
地震モニタリング観測
インフラサウンド観測
モニタリング観測の業務体制

モニタリング観測担当隊員は、上記3分野を2名で担当します。

宙空圏変動のモニタリング分野を1名、気水圏・地圏変動モニタリング分野を1名で主に担当します。2名を選考する過程で、業務担当・配分を設定する必要があるため、応募時には、上記の観測項目のうち、ご自身の経験・能力から対応可能と思われる項目を応募用紙に記載してください。特定の項目の選択が難しい場合は、観測項目全体に対してソフト面、ハード面でどのような対応ができるか応募用紙にできるだけ詳しく記入ください。また、観測隊の編成上、モニタリング観測以外の関連した観測分野の支援業務を担って頂くことがあります。

募集担当者
研究代表者 宙空圏 国立極地研究所 宙空圏研究グループ教授 岡田 雅樹
気水圏 国立極地研究所 気水圏研究グループ助教 後藤 大輔
地 圏 国立極地研究所 地圏研究グループ准教授 青山 雄一
募集責任者 国立極地研究所南極観測センター 副センター長 橋田 元