2025年9月12日
青木輝夫元特任教授(写真提供 日本雪氷学会)
青木輝夫元特任教授(現所属:気象庁気象研究所)が、「2025年度日本雪氷学会技術賞」を受賞しました。同賞は、雪氷技術の発展に貴重な貢献となる研究または開発を行った個人または団体を表彰するものです。
青木元特任教授は、軽量・可搬型の積雪粒径測定装置『HISSGraS』を開発しました。積雪粒径は、積雪表面のアルベド(日射エネルギーの反射率)を左右する重要な物理量です。この技術により「従来困難であったグリーンランドや南極などの極地における多点観測を可能にし、新たな研究成果を生み出している」(受賞理由より)として、今回の受賞に至りました。
受賞件名:可搬型積分球積雪粒径測定装置(HISSGraS)の開発
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