南極・北極科学館一部リニューアル公開のお知らせ

2026年3月17日

国立極地研究所は、広報展示施設である南極・北極科学館の常設展示の一部リニューアルを実施しました。展示パネルの刷新や大型の観測機器を新たに設置するなどし、3月18日(水)10時より公開します。

南極・北極科学館は、2010年に開館してから15年以上が経ちました。その間も国立極地研究所では、南極や北極を舞台にした研究や観測を続けてきましたが、環境の変化や観測機器の発展などもあり、研究・観測内容にも変化が生じています。そこで、南極・北極科学館の理念を新たに定義して、極域研究・観測の「現在」・「実際」がわかる展示を目指して、常設展示の一部リニューアルを実施しました。

来館者の皆さまに極地や極域研究・観測についてより深く知っていただき、さらには好奇心を育んでいただく場となることを期待するとともに、市民との交流の場として機能していくことを目指します。

リニューアル概要

今回のリニューアルでは展示パネルの内容を更新するとともに、常設展示の一部追加や改修を行いました。

展示パネルを全面的に更新しました。最新の観測成果を盛り込んだうえで、より読みやすい内容・デザインとしました。

導入コーナーを設置し、南極や北極はどのようなところか、地図や模型、パネルで視覚的に紹介しています。

南極海や北極海の海中に留まって海洋環境に関するデータを取得する係留系(一部)の展示を新たに追加しました。

南極やグリーンランドの氷床上で気象データをとり続ける自動気象観測装置(AWS)を新たに展示に加えました。

南極昭和基地大型大気レーダー(PANSYレーダー)のアンテナに加え、北極の次世代欧州非干渉散乱レーダー(EISCAT_3Dレーダー)のアンテナの展示を追加しました。

日本の観測隊が南極点に到達した時に使用し、機械遺産にも登録されている雪上車。前側に階段を追加して車内を見やすくしました。

本リニューアルには、国立極地研究所創立50周年記念募金においていただいた寄附金を活用しました。