各研究グループによる体験型プログラムや展示ブース、サイエンスカフェなど、研究の成果や活動、南極観測・北極観測の取り組みに親しめる「一般公開“極地研探検”」を年一回開催しています。
国立極地研究所では、次代を担う青少年が極地を通じて地球や環境の理解を深めることを目的に、全国の中高生から極地観測や実験の提案を公募する「中高生南極北極科学コンテスト」を実施しています。優れた提案は、南極地域観測隊や北極で観測を行う研究者が現地で実験または調査をし、結果を提案者に報告します。「南極北極ジュニアフォーラム」では、授賞者の発表や南極と中継を結んで観測報告などを行います。
研究者が一般の方を対象に最新の研究成果を分かりやすく解説する「サイエンスカフェ」を定期的に開催しています。また、小中学生が極地研究に親しめるよう、実験・体験など工夫を凝らした「めざせ!極地の研究者」も開催しています。
極地の科学や観測に興味を持つ現職の教員を南極・昭和基地に派遣し、衛星回線を利用して、現地から所属校などへ向けて「南極授業」を行っています。
南極地域観測隊の情報発信の一環として、南極・昭和基地と国内あるいは海外を衛星回線で結び、リアルタイムで交信するイベントを実施しています。