極域科学を推進する国立極地研究所では、大学共同利用機関としての機能を一層強化するため、第4期中期計画期間の令和4年度より、教員組織である研究教育系を改組し、「先端研究推進系」と「共同研究推進系」を設置しました。本公募では、学術研究の動向を踏まえ国際水準の先端的研究を推進する「先端研究推進系」の助教を募集します。
助教(テニュアトラック) 1名
先端研究推進系
固体地球物理学、測地学
本公募では、先端研究推進系において、フィールドワークを中心として極域の固体地球物理学に関する先端的な研究を国内外で推進する研究者を求めます。特に測地学を軸とし、地震学を含む極域の固体地球物理学の研究を行い、関係機関と協力して観測を実施する研究者が望まれます。さらに、国立極地研究所が実施する両極域を対象とする極域研究に関する計画への積極的な貢献が期待されます。
また、国立極地研究所は南極地域観測事業実施の中核機関であること、北極域研究推進の中核機関であること、情報・システム研究機構に所属する大学共同利用機関であること、及び総合研究大学院大学の基盤機関であることをよく理解し、国内外の共同研究への対応や大学院教育に誠意と意欲をもって取り組む方を求めます。
博士の学位を有すること。または採用時までに取得見込みであること。
(1)応募書(カバーレターに相当するもので、①氏名 ②性別 ③生年月日 ④学位 ⑤所属・職 ⑥所属先住所・電話番号 ⑦現住所・電話番号 ⑧電子メール を記載する。)
(2)履歴書(大学卒業以降の学歴、職歴、賞罰、資格は必ず記載し、顔写真を添付する。書式は自由。)
(3)研究業績目録(①学位論文、②原著論文、③その他に分類して目録を作成する。②、③については査読を受けたものと受けていないものを区別する。)
(4)主要論文5編以下の別刷り(またはコピー)を各1部
(5)代表者としての科学研究費等外部資金獲得の実績表(名称、年度、金額)
(6)共同利用・共同研究を含むこれまでの研究・教育活動の概要(A4版用紙2ページ以内とする)
(7)上記の「研究・職務内容」を鑑みた今後の抱負(A4版用紙2ページ以内とする)
(8)応募者について意見を聞ける方2名以上の氏名と連絡先
(9)推薦書(推薦書がある場合)
(10)教員・研究者としてのコンプライアンス遵守に関する抱負(1ページ以内)
(11)上記(1)~(10)までの写し1式(A4版用紙、両面コピー(ホチキス不要)に統一すること)
なお、(1)~(10)を一つのPDFファイルにしてメール添付で提出することも認めます。この場合には、必ず締め切りの日時までに下記「問い合わせ先(2)」に連絡し添付つきメール到着の確認を行ってください。ファイルを添付した送信メールが不着の場合には、応募しなかったものとします。メール件名(Subject欄)には「先端研究推進系・助教応募書類」の文字を入れてください。提出先メールアドレスは、jinji@nipr.ac.jpです。
令和6年12月20日(金)17時 必着
応募締切後、1~2ヶ月以内に選考を行う予定であり、その過程において面接を行うことがあります。なお、面接は原則対面で実施する予定ですが、状況によってはZoom等によるリモート面接を実施する可能性もあります。着任時期は令和7年4月以降の早い時期を予定しています。
※国立極地研究所は男女共同参画を進めており、業績の評価において同等と認められた場合には、女性を積極的に採用します。
任期は5年間。再任は1回5年間まで可。再任期間中に、任期の定めのない准教授に昇任が可能となる准教授昇任審査を受けることができます。ただし、情報・システム研究機構と有期雇用契約がある者については、着任時に5年間以上継続して雇用されている場合には、任期の定めのない助教(定年までの在職権あり)として採用します(注1)。同様に有期雇用契約の期間が5年間未満の場合は、その期間分再任期間が短縮されます。
注1:着任時に任期の定めのない教員として採用されるにふさわしいことを記載した書類(A4版用紙2ページ以内とする)をあわせて提出ください。
(1)基本給は、情報・システム研究機構就業規則等に基づき新年俸制が適用され、経験に応じ教育職基本年俸表により決定します。
(2)配置場所は、先端研究推進系を予定しております。
(3)諸手当:通勤手当(上限55,000円まで)
(4)宿舎:機構が保有する宿舎又は国立大学等との協定等により利用が許可された宿舎の利用が可能です。または、住宅手当が支給される場合があります。
(5)勤務時間:1日7時間45分、1週間当たり38時間45分(専門業務型裁量労働制)
(6)休暇:完全週休2日制、祝祭日、年末年始(12/29~1/3)、年次有給休暇(最高年20日、20日までは翌年繰越可)、特別休暇(慶弔、リフレッシュ、産前産後など)
(7)福利厚生:文部科学省共済組合、労災保険、雇用保険など
(8)在宅勤務については、国立極地研究所の方針に拠ります。
〒190-8518 東京都立川市緑町10-3
情報・システム研究機構国立極地研究所管理部総務企画課人事・給与係
なお、封筒の表に「先端研究推進系・助教 応募書類」と朱書きし、郵送の場合は書留にしてください。
(1)研究・職務内容に関すること
国立極地研究所副所長 堤 雅基
電話:042-512-0603 E-mail:tutumi@nipr.ac.jp
(2)事務手続きに関すること
国立極地研究所管理部総務企画課人事・給与係
電話:042-512-0187 E-mail:jinji@nipr.ac.jp
本募集に関連して提出された個人情報については、選考の目的に限って利用し、選考終了後は、教員として採用された方の情報を除き全ての個人情報は責任を持って破棄します。
国立極地研究所の概要、現在所属する教員の一覧・研究内容等については、以下の国立極地研究所ホームページを参照してください。
研究所概要 : https://www.nipr.ac.jp/about/outline/
研究者等一覧: https://www.nipr.ac.jp/about/researcher/
研究所要覧 : https://www.nipr.ac.jp/pr/PDF/youran2024-2025.pdf
(1)選考に際しての交通費・宿泊費については、すべて自己負担となります。
(2)提出書類に不備がある場合は、受理しないことがあります。
(3)一旦提出された応募書類については、返却いたしかねますのでご了承ください。
(4)博士号取得見込者が採用日までに博士号の取得ができない場合は、採用取り消しとなる場合があります。
(5)採用後は、大学院に在学することはできません。
(6)情報・システム研究機構職員就業規則は以下のホームページからご覧になれます。
https://www.rois.ac.jp/pdf/4_08%20syugyoukisoku.pdf
(7)屋内の受動喫煙対策:有
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