文部科学省情報ひろば企画展示「南極・北極から観つめる地球環境 ~南極地域観測第X期6か年計画と北極域研究加速プロジェクト(ArCS II)~」(2月21日~3月25日)

2024年2月21日

2024年2月21日から3月25日まで、文部科学省2階エントランスにおいて、企画展示「南極・北極から観つめる地球環境~南極地域観測第X期6か年計画と北極域研究加速プロジェクト(ArCS II)~」を開催します。

地球温暖化をはじめとする地球環境問題において、地球の冷却源である南極と北極の両極域での研究観測の重要性はますます高まっています。地球環境の将来予測をより確かなものにするためには、南極と北極の過去から現在の様々な時間・空間スケールの変動を明らかにすることが欠かせません。

国立極地研究所は、南極と北極に観測基地を有し、極域での観測を基盤に極地科学の総合研究を進めるとともに、大学共同利用機関として、全国の研究者へ向けた、南極・北極における観測基盤の提供、共同研究課題の公募、資試料・情報の提供などといった共同利用を通じて、極地科学の推進に取り組み、2023年に創立50周年を迎えました。

本企画展示では、現在、両極域で進められている研究観測プロジェクト「南極地域観測第Ⅹ期6か年計画」及び「北極域研究加速プロジェクト(ArCS II/アークスツー)」を、観測機器の実物や模型、写真、映像でご紹介します。ぜひご覧ください。

展示概要

テーマ:南極・北極から観つめる地球環境
    ~南極地域観測第X期6か年計画と北極域研究加速プロジェクト(ArCS II)~
期間:2024年2月21日(水)~3月25日(月)
場所:文部科学省 新庁舎2階エントランス ※入場無料
開催時間:午前10時~午後6時(入館は閉館の30分前まで。 土・日・祝日は休館)
主な展示物:
 ○実物展示 大気観測用大型レーダー(EISCAT_3Dレーダー)のアンテナ、大気収集用フラスコ など
 ○模型展示 アイスコア模型 など
 ○映像 南極および北極の自然やそこで行われている観測の風景
 ○パネル 南極地域観測および北極域研究加速プロジェクトで行われている観測テーマの紹介 など

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