極域科学を推進する国立極地研究所では、これまで以上に国際的な先端研究と共同研究を推進し、情報・システム研究機構の大学共同利用機関としての機能を一層強化するため、令和5年4月に国際極域・地球環境研究推進センターを設置しました。本公募では、過去・現在・未来の極域・地球環境変化に関する統合的・先進的な国際共同研究・共同利用を推進する国際極域・地球環境研究推進センターの特任教授を募集します。
特任教員（特任教授）1名
国際極域・地球環境研究推進センター
極域科学
本公募では、国際極域・地球環境研究推進センターの特任教授として、国立極地研究所が実施する観測研究を中心とした幅広い分野の研究計画について企画・調整し、特に、国内外の研究機関と連携した国際的な北極域研究のコーディネートや北極海域を中心とした観測研究のコーディネートに主体的に取り組む意欲のある方を求めます。南極観測や北極観測の経験があることが望ましいです。
また、国内の極域研究コミュニティを支援し、国際連携を進めて我が国の極域研究の国際的プレゼンスを高め、極域における統合的地球観測の推進に積極的に取り組む意欲のある方を望みます。
国立極地研究所は南極地域観測事業実施の中核機関であること、北極域研究推進の中核機関であること、情報・システム研究機構に所属する大学共同利用機関であること、及び総合研究大学院大学の基盤機関であることをよく理解し、極域観測の実施、国内外の共同研究に誠意と意欲をもって取り組む方を求めます。
なお、在任中は国立極地研究所の業務に専念専従していただく必要があります。
博士の学位を有すること。
（1）応募書（カバーレターに相当するもので、①氏名 ②性別 ③生年月日 ④学位 ⑤所属・職 ⑥所属先住所・電話番号 ⑦現住所・電話番号 ⑧電子メール を記載する。）
（2）履歴書（大学卒業以降の学歴、職歴、賞罰、資格は必ず記載し、顔写真を添付する。書式は自由。）
（3）研究業績目録（①学位論文、②原著論文、③その他に分類して目録を作成する。②、③については査読を受けたものと受けていないものを区別する。）
（4）主要論文5編以下の別刷り（またはコピー）を各1部
（5）代表者としての科学研究費等外部資金獲得の実績表（名称、年度、金額）
（6）共同利用・共同研究を含むこれまでの研究・教育活動の概要（A4版用紙2ページ以内とする）
（7）上記の「研究・職務内容」を鑑みた今後の抱負（A4版用紙2ページ以内とする）
（8）応募者について意見を聞ける方2名以上の氏名と連絡先
（9）推薦書（推薦書がある場合）
（10）教員・研究者としてのコンプライアンス遵守に関する抱負（1ページ以内）
（11）上記（1）～（10）までの写し1式（A4版用紙、両面コピー（ホチキス不要）に統一すること）
なお、（1）-（10）を一つのPDFファイルにしてメール添付で提出することも認めます。この場合には、必ず締め切りの日時までに下記「問い合わせ先（2）」に連絡し添付つきメール到着の確認を行ってください。ファイルを添付した送信メールが不着の場合には、応募しなかったものとします。メール件名（Subject欄）には「国際極域・地球環境研究推進センター・特任教授 応募書類」の文字を入れてください。
令和5年7月20日（木）16時 必着
応募締切後、1～2ヶ月以内に選考を行う予定であり、その過程において面接を行うことがあります。着任時期は令和5年10月以降の早い時期を予定しています。
※国立極地研究所は男女共同参画を進めており、業績の評価において同等と認められた場合には、女性を積極的に採用します。
情報・システム研究機構国立極地研究所特任教授（特定有期雇用職員）として、雇用契約を締結します。
雇用期間は令和10年3月31日までとします。但し、業績の評価に基づき、雇用を継続する場合があります。
（1）基本給：経歴に応じて支給します。
（2）諸手当：通勤手当（上限55,000円まで）
（3）研究費：研究員個人に対する個別の研究費支給はありません。
（4）宿舎：機構が保有する宿舎の利用はできません。また、住宅手当の支給はありません。
（5）勤務時間：1日7時間45分、1週間当たり38時間45分（裁量労働制）
（6）休暇：完全週休2日制、祝祭日、年末年始（12/29～1/3）、年次有給休暇（最高年20日、20日までは翌年繰越可）、特別休暇（慶弔、リフレッシュ、産前産後など）
（7）福利厚生：文部科学省共済組合、労災保険、雇用保険など
（8）在宅勤務については、国立極地研究所の方針に拠ります。
〒190-8518 東京都立川市緑町10-3
情報・システム研究機構立川共通事務部総務課極地研人事・給与係
なお、封筒の表に「国際極域・地球環境研究推進センター・特任教授 応募書類」と朱書きし、郵送の場合は書留にしてください。
（1）研究・職務内容に関すること
国立極地研究所国際極域・地球環境研究推進センター長 中村卓司
電話：042-512-0605 E-mail：nakamura.takuji@nipr.ac.jp
（2）事務手続きに関すること
立川共通事務部総務課極地研人事・給与係
電話：050-5533-8512 ファックス：042-527-9302 E-mail：nipr-jinji@t.rois.ac.jp
本募集に関連して提出された個人情報については、選考の目的に限って利用し、選考終了後は、教員として採用された方の情報を除き全ての個人情報は責任を持って廃棄します。
国立極地研究所の概要、現在所属する教員の一覧・研究内容等については、以下の国立極地研究所ホームページを参照してください。
研究所概要 ： https://www.nipr.ac.jp/about/outline/
研究者等一覧： https://www.nipr.ac.jp/about/researcher/
研究所要覧 ： https://www.nipr.ac.jp/pr/PDF/youran2022b.pdf
（1）選考に際しての交通費・宿泊費については、すべて自己負担となります。
（2）一旦提出された応募書類については、返却いたしかねますのでご了承ください。
（3）情報・システム研究機構特定有期雇用職員就業規則は以下のホームページからご覧になれます。
https://www.rois.ac.jp/pdf/4_26%20tokuteiyuki.pdf
（4）屋内の受動喫煙対策：有
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