Arctic Environment Research Center

日露北極研究ワークショップを開催しました

平成25年9月に開催された第11回日露科学技術協力委員会において、日露の北極研究における協力関係を強化するため、両国研究機関によるワークショップ(WS)の開催が支持されました。これを受け、平成26年10月28日から30日に東京のアルカディア市ヶ谷(私学会館)にて、北極環境研究コンソーシアムの協力のもと、国立極地研究所と国際科学技術センター(本部:モスクワ)、ロシア科学アカデミー及びロシア北極南極研究所の共同主催によるWSを開催しました。

29日のオープンセッションには、ロシア側から14名、日本側から53名、計67名の参加がありました。文部科学省研究開発局の清浦海洋地球課長、ロシア科学アカデミーアルハンゲル科学センターのPavlenko議長、そして白石所長のご挨拶に始まり、日露双方から大気から生態系分野の広範囲に亘る13の研究テーマに関してプロポーザルがなされ、研究の方向性について活発な議論が行われました。

また、両国の共同研究を支える人的資源、観測拠点及びデータ等の研究基盤についても、日露双方からプロポーザルがなされ、議論が行われました。特に、観測拠点では、北極海セベルナヤゼムリアのバラノバ基地と、東シベリアにおける観測拠点群について、共同研究のための研究基盤として両国から高い関心が示されました。

WSでは今後の日露の北極研究における協力関係の強化が強く支持されるとともに、引き続き両国間の研究協力の強化について会合を重ねていきたいという合意が得られ、さらなる共同研究の発展が期待されています。

なお、来年1月末を目処に、WSの議論を踏まえて、今後の日露の共同研究に関する方向性を報告書の形で取りまとめ、次回の日露科学技術協力委員会に提出するとともに、両国関係官庁・機関・研究者等に配布を予定しています。

集合写真
オープンセッションの様子(議長のPavlenko氏と大畑氏)

集合写真
オープンセッション参加者による集合写真

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