Arctic Environment Research Center

北極域気象観測リアルタイムモニターウェブサイトを公開しました


図1:リアルタイムモニターのデータ表示画面

情報・システム研究機構 国立極地研究所(以下、「国立極地研究所」)と気象庁気象研究所(以下、「気象研究所」)は、カナダおよびグリーンランドに設置した気象観測ステーションのデータを、広く紹介することを目的として、リアルタイムモニターウェブサイト(https://ads.nipr.ac.jp/RealTimeMonitors/)を公開しました。

本ウェブサイトは、GRENE北極気候変動研究事業によって整備された、カナダWoodBuffallo観測サイト(北緯60度9分、西経113度38分)(図2, 3)、グリーンランドSIGMA-D観測サイト(北緯77度38分、西経59度7分)(図4, 7) 、および気象研究所の青木輝夫室長SIGMAプロジェクト(科学研究費補助金(基盤研究(S))によって整備されたグリーンランドSIGMA-A観測サイト(北緯77度3分、西経67度38分)(図4, 5)、SIGMA-B観測サイト(北緯77度31分、西経69度4分)(図4, 7)の気象観測データをリアルタイムで表示するものです。


図2:WoodBuffallo観測サイトの地図

図3:WoodBuffallo観測サイトに設置された自動気候観測装置


図4:グリーンランド北西部の各観測地点

図5:SIGAM-Aサイトに設置された自動気象観測装置

図6:SIGAM-Bサイトに設置された自動気象観測装置


図7:SIGAM-Dサイトに設置された自動気象観測装置

本ウェブサイトで公開するデータはリアルタイムで現地の観測データを表示することを優先しておりデータの品質管理は行っていません。

本ウェブサイトは国立極地研究所が行っているGRENE北極気候変動研究事業においてデータ公開基盤として整備・開発した北極データアーカイブシステム(ADS)によるものです。

GRENE北極気候変動研究事業

文部科学省の大学発グリーン・イノベーション創出事業「グリーン・ネットワーク・オブ・エクセレンス」(GRENE)事業 北極気候変動分野で国立極地研究所が代表機関、海洋研究開発機構が参画機関として採択されたのが「急変する北極気候システム及びその全球的な影響の総合的解明」(北極気候変動研究事業)です。4つの戦略研究目標達成を目指し9つの課題を採択し、平成23年度から平成27年度まで事業を実施します。 本事業についての概要はホームページをご参照下さい。
http://www.nipr.ac.jp/grene/

SIGMAプロジェクト

本SIGMA (Snow Impurity and Glacial Microbe effects on the Arctic;積雪汚染及び雪氷微生物が北極域の環境変動に及ぼす影響)プロジェクトは、科学研究費補助金(基盤研究(S)、研究代表者:気象研究所 青木輝夫)により2011年から2015年にかけて実施されています。SIGMAプロジェクトの詳細は下記ホームページをご参照下さい。
http://www.mri-jma.go.jp/Dep/cl/cl6/sigma/sigma-j.html

北極域データアーカイブシステム(ADS)

GRENE北極気候変動研究事業では北極域で取得された観測データやモデルシミュレーション等のプロダクトを保全・管理し、地球科学コミュニティ内でそれらが円滑に利用できるための仕組みを構築しました。また同時に、多くの人々が多種多様な目的に応じて科学データを利用することが可能となる供用システムとしての運用を行っています。北極域データアーカイブシステム(ADS)の概要はホームページをご参照下さい。
https://ads.nipr.ac.jp/

大学共同利用法人 情報・システム研究機構 国立極地研究所 国際北極環境研究センター
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