ArCS 北極域研究推進プロジェクト

ArCS通信

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2015年11月のプレスリリース「観測コストを考慮した北極海上の最適観測頻度を実証 −北極海航路の気象・海氷予測の高精度化に貢献−」に関して、論文の著者である猪上 淳PIに質問しました。プレスリリースとあわせてお読みください。

Arctic Circle General Assembly2015が、2015年10月16日から18日まで、アイスランド・レイキャビックの国際会議場「ハルパ」で開催されました。Arctic Circleは北極に関する諸問題を扱う国際的な会合で、北極環境変化に対する産官学の取り組み、あるいは国際政治や先住民関係の問題までが議題に含まれます。アイスランド政府の主導により行われているもので、2013年の初回から毎年開催されています。

ArCS通信の開始によせて

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2015年秋に、文部科学省の補助事業として新たな北極域総合研究プロジェクトが始まりました。名前は「持続可能性に向けての北極域での挑戦」です。固い名前ですが、まず「Arctic Challenge for Sustainability」という英語名が先に決まったそうです。ご存じの方も多いと思いますが、Sustainability(持続性)は、国連の新たな開発目標の最も重要なキーワードでもあります。なかなか時宜を得た良い名前かもしれません。そこでこのプロジェクトは、その英語名を簡略化してArCSと呼ぶことにしました。