飯山市立東小学校で南極教室を開催しました

2021年6月16日

国立極地研究所は、2021年6月8日に飯山市立東小学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みです。

開催日時:2021年6月8日(火) 15:00~15:45
開催会場:飯山市立東小学校 ランチルーム
学校側参加者:飯山市立東小学校 3〜6年生の皆さん
昭和基地側出演者:第62次南極地域観測隊 杉山玄己隊員、阿保敏広越冬隊長、赤松澪隊員、西村祐香隊員、宮﨑栄治隊員、長谷川雄一隊員、金城順二隊員、ほか

参加した学生さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

・南極についての話を聞いて、私も南極に行ってみたくなりました。なぜかというと、昭和基地でのオーロラを観測するのをやってみたいと思ったからです。そして、職業や年齢などが違う人たちと話をするのは「楽しそうだな。」と思いました。びっくりしたのは、南極での最高気温と最低気温についてです。最高気温は18.3度というのは想像していなかったのでびっくりしました。南極のことについてもっと知れるいい経験になりました。楽しかったです。

・今日、南極教室がありました。南極教室では、南極からリモートで繋がりました。そこで、質問を返してくれて、南極のいろいろなことを教えてくれました。そして一番印象に残ったことは、南極の空気は、今と昔で違っていて昔より今のほうが二酸化炭素の量が多くなっていることです。僕も一度でいいから南極に行ってみたいです。ありがとうございました。

・今日、南極教室でいろいろなことについて知れました。僕が、一番おどろいたのは南極に地面が見えることです。南極は一年中雪が降っているイメージがあるのでおどろきました。次に驚いたのは南極の面積は広いことです。なんと、日本の約37倍あるらしいです。日本が37個南極に埋まるくらい大きいのです。すごく大きいのが分かります。僕はこのような事を知れてよかったと思います。行けるなら、南極に行ってみたいです。ありがとうございました。

・今日、6時間目に南極教室がありました。ズームで話をしているときは、朝の9時なのに暗かったです。それにマイナス20℃です。わたしがびっくりしたことは、31人の隊員ということです。わたしは65人くらいいると思いました。でも、その31人の隊員たちで来年の2月までがんばってください。3月長野県に元気よく帰ってきてください。

会場の様子

昭和基地の様子