高森町立高森南小学校で南極教室を開催しました

2021年9月30日

国立極地研究所は、2021年9月24日に高森町立高森南小学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みです。

開催日時:2021年9月24日(金) 15:00~15:45
開催場所:高森町立高森南小学校 パソコン室
学校側参加者:高森町立高森南小学校 4年3組の皆さん
昭和基地側出演者:第62次南極地域観測隊 西村祐香隊員、濵谷内健司隊員、小山徹隊員、鈴木聖章隊員、ほか

参加した学生さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

・待ちに待った南極の方たちとの対面をしました。とてもとても上手にわかりやすく説明してくれました。と中でクイズがありました。とても楽しかったし、高森南小学校のために動画を作ってくれていました。そこに、わたしの知りたいことがたくさんありました。わたしが一番びっくりしたことは、服を外に5分置いといて、かっちんこっちんになったことと、こけぼうずは、千年に80㎝しかのびないことです。南極では、外に行くとアザラシやペンギンがいるのがあたり前みたいなことを聞いて、びっくりしました。しょうらい南極に行きたいです。

・六時間目が来た時、みんなもぼくも、かなりきんちょうしていました。いよいよ南極教室が始まります。先生が、「せーの。」と言ったので、「昭和基地の西村隊員!」と大きな声で言いました。その時南極と電波がつながって、むこうの様子が見れるようになりました。西村隊員が、「はーい。」と返事をしてくれました。その時に、本当に南極とつながったんだと思いました。
とてもずっと楽しみにしていた南極教室がいよいよ今日です。朝からきんちょうが止まりませんでした。
南極の知らないことや、やりがいなことがわかりました。とても楽しくて、とてもとてもワクワクが止まらなかったです。

・9月24日の南極教室、ありがとうございました。
昭和基地の中を見せていただいたり、仕事のたんとうなども教えてくださって、本当にうれしかったです。南極でまいごにならないために工夫がされてあったりなど、南極にいるみなさんが協力しているところがすごいと思いました。
南極のことの勉強を始めてから、外へ出れば、ふつうに動物がいるとかなど、日本とまったくちがう生活でたえられるんだなと思いました。わたしの家では、「南極教室でたくさん聞いて、みんなに話してね。」と、興味もなかった家族が、すごく興味をもったので、「南極ってすごい力があるな。」と思いました。
これから、南極のみなさんのことを、日本でおうえんしています。がんばってください。

・この前は、昭和基地のことをいろいろ教えてくださり、ありがとうございました。この前の説明よくわかりました。その中でも、わたしがビックリしたことは、昭和基地には31人のたい員がいる中で、かみは、びようしさんに教わってきて、たい員どうしで切ったり、けがをしたら、おい医者さんがいて、そこでなおしてもらったり、24時間いつでもおふろに入れたりすることです。
あと、お湯花火もおもしろかったです。いっしゅんだったけれど、お湯をぱっとあげた時に、その勢いでお湯が空で白くなったので、すごかったです。クイズもおもしろかったです。中でも、たい員のやっていることをあてるクイズがおもしろかったです。とっても楽しくていいけいけんだったと思いました。
昭和基地のみなさん、ありがとうございました。

会場の様子

昭和基地の様子