小林聖心女子学院で南極教室を開催しました

2021年10月7日

国立極地研究所は、2021年9月30 日に小林聖心女子学院で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みです。

開催日時: 2021年9月30 日(木) 14:30~15:15
開催場所:小林聖心女子学院 デュシェーンホール(講堂)
学校側参加者:小林聖心女子学院小学校  6年生の皆さん
昭和基地側出演者:第62次南極地域観測隊 伊達元成隊員、赤松澪隊員、梅野顕眞隊員、荒井是行隊員、金城順二隊員ほか

参加した学生さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

この間の南極教室では、皆さん研究の事や南極の事をくわしく教えて下さり、ありがとうございました。私は南極などの自然のことに興味があり、とても楽しみにしていました。なので、実際に南極に行かないと分からないことを知れて、とても楽しかったです。私も南極に行ってみたい!と思いました。私は南極での暮らしが意外と私達の普段の生活のようでおどろきました。

私は、南極では自由になんでも活動してもいいのか、氷や雪は自由に持ち帰ってもいいのかを代表質問させて頂きました。隊員の皆さまは、たくさんの南極条約を守りながら、大変なお仕事をこなされていることを知れました。個人的に、南極の温暖化はほとんどないが、場所によっては少し平均気温が上がっていることがとても心に残りました。体調にお気を付けて、南極のなぞを解き明かしてください!

先日はありがとうございました。私が気になっていた質もんのこたえがお話の中で分かってとてもすっきりしてきょうみをもちました。また、その中でびっくりしたのは南極を観そくするのにたくさんのきかいをつかう事でした。私は南極ではあまりたくさんのきかいを使わないイメージがあったので、いろいろなきかいを教えていただいた時は、いちばんおどろきが大きかったです。そして火災などの時にひなんする小屋(建物?)があるのをきいて「やっぱりいろいろもしもにそなえてじゅんびしているのだな~」と改めて思いました。いつか私も南極に行ってみたいととても思いました。

南極観測隊の皆さんへ。先日はおいそがしいなか、ZOOMでしつもんに答えてくださったり南極での暮らしを教えてくださったりしてありがとうございました。私は今までは余り南極に興味をもっていませんでした(そんな気軽に行ける所ではないからです。)。けれど、今回南極教室をうけて、今の南極の事などを知れて、とても興味を持ちました。とくに心に残ったのはガソリンはなぜこおらないのかの答えが心に残りました。(このしつもんは実際に私のぎもんに思っていたからです。)今回は本当にありがとうございました。

会場の様子

昭和基地の様子