栄光学園中学・高等学校で南極教室を開催しました

2022年5月2日

国立極地研究所は、2022年4月26日に栄光学園中学・高等学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みです。

開催日時:2022年4月26日(火) 15:20~16:05
開催場所:栄光学園中学・高等学校 小講堂
学校側参加者:栄光学園中学・高等学校 中学1~高校3年生の希望生徒 32名
昭和基地側出演者:第63次南極地域観測隊 馬場健太郎隊員、中澤文男隊員、香月雅司隊員、澤友歌隊員、ほか数名

参加した学生さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

南極での仕事や生活など、さまざまなことを教えてくれてありがとうございます。僕は、南極の氷には昔の空気が入っていることを知り、神秘的だと思いました。これからも南極観測がんばってください。(中学1年生)

南極での生活や観測隊の仕事など、貴重な話ばかりで、とても楽しくあっというまの1時間でした。馬場さん、南極観測隊のみなさん、ありがとうございました。(中学1年生)

当初はなんとなくの興味で参加しようと思ったのですが、実際にリアルタイムで南極の観測隊の方々とつながることができたのは非常に貴重な体験であり、自分は特に極地での食事に関するお話に興味をそそられました。また何か機会があればぜひお話をききたいと思っています。(高校1年生)

『基地の雰囲気が部活のよう』というのは観測隊に南極を冒険する集団のようなイメージを持っていた私にとっては意外だった。南極の星空やオーロラを見たいので将来は冬期の観測隊に応募したいと考えた。(高校3年生)

会場の様子

昭和基地の様子