大垣市立東中学校で南極教室を開催しました

2022年5月11日

国立極地研究所は、2022年5月6日に大垣市立東中学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みです。

開催日時:2022年5月6日(金) 15:00~15:45
開催場所:大垣市立東中学校 体育館
学校側参加者:大垣市立東中学校 3年生 225名
昭和基地側出演者:第63次南極地域観測隊 溝口玄真隊員、神山正寛隊員、澤友歌隊員、根岸晃芸隊員、ほか数名

参加した学生さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

南極大陸について、いろいろなことを説明していただき、ありがとうございました。オーロラなどの自然現象はとても興味深く面白かったです。溝口隊員が南極の上を歩いているのが、とてもうらやましく、私もいつか歩いてみたいなと思いました。本当に楽しかったです!

身の回りにいる魚たちも寒い南極で生き抜いていくための術を身につけて生きていることに感動しました。南極でもがんばって生きてください。

日本とは全く違う環境の場所と中継をつなぎ、会話ができたときには、すごいなあと感動しました。

昭和基地に鯉のぼりがあったのが一番びっくりしました。また、オゾン層は長い目で見ると回復しているものの、完全な回復には50年くらいかかるということでショックを受けて、これ以上の破壊を防ぐために、自分にできることを小さなことでもいいので取り組見たいと思いました。

雪上車のことについての質問に答えていただきありがとうございました。雪上車は新型だと数千万円もすることに驚きました。「南極観測のバトンをつなぐ」という言葉に感動しました。すてきな時間をありがとうございました。

会場の様子

昭和基地の様子