名古屋市立野並小学校で南極教室を開催しました

2022年11月7日

国立極地研究所は、2022年10月25日に名古屋市立野並小学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みです。

開催日時:2022年10月25日(火)14:30~15:15
開催場所:名古屋市立野並小学校 体育館
学校側参加者:名古屋市立野並小学校 5年生 82名
昭和基地側出演者:第63次南極地域観測隊 光野和剛隊員、石川嵩隊員、ほか数名

参加した生徒さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

南極について、くわしくおしえてくれて、ありがとうございます。私は、北極と南極はとてもにていると思っていましたが、違うところがいろいろあったり、昼や夜が長い間ずっとつづいているのが分かりました。一番おどろいたのは、沈まない太陽です。地平線の上を太陽が夜中になっても沈まないことが分かりました。一番すごいな、と思ったのは、オーロラです。緑や黄色、赤などのいろんな色に変化していたり、私はオーロラを見たことがないので、改めて見てみたいな、と思いました。昭和基地のことは、いままで何も知らなかったので、食堂や病院、隊長室などがあることが分かったのでよかったです。いろいろなことを教えていただき、ありがとうございました。

南極の昭和基地ではとてもおどろいたことやすごいと思ったのことがたくさんあり、とても勉強になりました。とくに私はもっと大人数で活動していると思いましたが、光野さんは32人と言っていました。その人数で仕事ができているなんてとてもすごいと思いました。そして光野さんは最後の言葉に「なかまが大切」と言っていました。私達のクラスでもなかまを大切にしてこらからいろいろなことに取り組みます。またお話がききたいです。ありがとうございました。

気温はマイナス30度以上になった事になった事があるときいておどろいた。時間が日本と南極大陸で6時間のさがあっておどろいた。南極大陸は日本は東京都まで14000kmはなれてるとしってものすごく日本にとおいとおどろいた。南極大陸ではものすごくきれいなオーロラが見えてすごいと思った。夏に南極大陸は近ずいてるのに今日でさえマイナス8度とおどろいた。

南極の車で雪を動かすえいぞうをみせてくれてありがとうございました。一番おどろいたことはふぶきのえいぞうをみたことです。車で雪を動かしたり、ふぶきが強いことや、船で南極に行くことや、海がこおって南極になることが分かりました。ほんとうにありがとうございました。

会場の様子

昭和基地の様子