国分寺市立第九小学校と町田市立小山中央小学校で南極教室を開催しました

2022年11月8日

国立極地研究所は、2022年10月7日に国分寺市立第九小学校と町田市立小山中央小学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みです。

開催日時:2022年10月7日(水)14:25~15:10
開催場所:国分寺市立第九小学校、町田市立小山中央小学校
学校側参加者:国分寺市立第九小学校 6年生 90名、町田市立小山中央小学校 5年生123名
昭和基地側出演者:第63次南極地域観測隊 三井俊平隊員、石川嵩隊員、根岸晃芸隊員、ほか数名

参加した生徒さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

今まで南極を自分とは関係のないものと考えていたしたが、南極教室でいろいろな話を聞き身近に感じることができました。(国分寺市立第九小学校)

南極の氷から地球の過去や未来を考えることができることを初めて知りました。南極に行ってみたくなりました。(国分寺市立第九小学校)

最後に観測隊の方から、「小学校でやっている勉強はきっと何かの役に立つ」というメッセージをもらえたことが心に残りました。(国分寺市立第九小学校)

ダーツやビリヤード、楽器もあることやお菓子と非常食が一年分も保存されていることなど昭和基地が思っていたより広くて驚きました。さらに一人ひとりの部屋では狭いスペースを有効活用していてすごいと思いました。一番いいと思ったのはオーロラがほぼ毎日見られるということです。私は見たことがないし、映像でとてもきれいだったので、肉眼だと白っぽく見えるということに驚きました。(町田市立小山中央小学校)

ダーツやビリヤード、楽器もあることやお菓子と非常食が一年分も保存されていることなど昭和基地が思っていたより広くて驚きました。さらに一人ひとりの部屋では狭いスペースを有効活用していてすごいと思いました。一番いいと思ったのはオーロラがほぼ毎日見られるということです。私は見たことがないし、映像でとてもきれいだったので、肉眼だと白っぽく見えるということに驚きました。(町田市立小山中央小学校)

ぼくはあまり南極に興味がなかったけれど、今回南極教室を通して南極に興味をもてました。一番心に残ったことは、日本から1万4千キロも離れていて、行くのに40日も50日もかかることです。南極観測船「しらせ」の設備やその船の中で何もしているのかもっとくわしく知りたいと思いました。また、南極にあるほかの基地についても知りたくなりました。自分も南極に行ってみたいと思いました。(町田市立小山中央小学校)

南極教室で学んだことは、観測の基地の中の仕事です。仕事は2つに分かれていて空気について調べることやインターネット回線の工事の仕事がありました。南極では雪かきや吹雪で外出制限があることなど大変なこともあるけれど、オーロラが見られたり、いろいろな動物が見られたり楽しそうだなと思いました。(町田市立小山中央小学校)

南極は寒いから大変そうだとおもったけど、建物の中は20℃くらいでびっくりした。楽しそうなものもあったし、設備もしっかりしていたのでいきたくなりました。ただペンギンに触れないのは残念だなと思いました。仕事についての話から、南極だからこそ今の地球について調べられることがあるということに驚いた。こんな貴重な経験があって嬉しかった。(町田市立小山中央小学校)

会場の様子

国分寺市立第九小学校

町田市立小山中央小学校

昭和基地の様子