広島市立吉島東小学校、吉島中学校、舟入高等学校で南極教室を開催しました

2022年11月9日

国立極地研究所は、2022年10月18日に広島市立吉島東小学校、吉島中学校、舟入高等学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みです。

開催日時:2022年10月18日(火)15:00~15:45
開催場所:広島市立吉島東小学校、吉島中学校、舟入高等学校
学校側参加者:広島市立吉島東小学校 1~6年生 414名、吉島中学校 3年生 168名、舟入高等学校 1、2年生 640名
昭和基地側出演者:第63次南極地域観測隊 神山正寛隊員、澤柿教伸越冬隊長、高木佑輔隊員、ほか数名

参加した生徒さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

一番驚いたことは、南極にいても日焼けをするということです。南極は、とにかく寒いイメージがあったのでびっくりしました。南極教室が行われるまでは、南極のことをなんとなくでしか考えたことがなかったけど、南極のことを教わって、新しい発見がたくさん見つかりました。これからも、南極での仕事をがんばってください。(吉島東小・6年生)

南極に基地があることにすごく驚きました。その基地の中には、ちゃんと部屋や食事をするところや病院、一人一人に部屋がついているところなどがすごい工夫されているなと思いました。今日は貴重なお話が聞けてよかったです。ありがとうございました。(吉島東小学校・6年生)

32人で過ごしていると知って、思ったより少なくて驚きました。また、観測や研究をする人だけでなく、生活に必要なものを整備・作製する人がいて、さまざまな役割があるとわかりました。(吉島中学校)

南極の氷はずっと同じだと思っていたけれど、夏や冬で変化するのに一番びっくりしました。オーロラやキレイな山、生きものなど、美しいものがたくさんあって、一度行ってみたいと思いました。(吉島中学校)

日本で普通に生活していたら絶対に見ることのできないものがたくさん見られてとても新鮮でした。オーロラの美しさには圧倒されました。 これまで南極については日本にはいない動物がいっぱい暮らしているんだろうなぁくらいのことしか考えたことがなかったけれど、神山さんや越冬隊長、他の隊員さんのお話を聞いて、南極を身近に感じることができました。(舟入高校)

南極の様子は写真やテレビからでしか見たことがなかったので、今日リアルタイムで南極の様子を見て、基地や観測隊の方々の実際の話を聞くことが出来て終始ワクワクしました。これまでは南極での生活がどのようなのか全く想像がつかず、大変そうな印象を持っていましたが、今回の南極教室を受けて、 南極での観測・生活はやりがいと新しい発見に満ちた貴重な時間なんだと感じました。(舟入高校)

会場の様子

吉島東小学校

吉島東小学校

吉島中学校

吉島中学校

舟入高校

舟入高校

昭和基地の様子