学校法人小林学園 本庄東高等学校で南極教室を開催しました

2023年5月26日

国立極地研究所は、2023年5月11日に学校法人小林学園 本庄東高等学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みで、隊員のゆかりのある学校で開催しています。

開催日時:2023年5月11日(金)15:00~15:45
開催場所:学校法人小林学園 本庄東高等学校 各教室
学校側参加者:学校法人小林学園 本庄東高等学校 1210名
昭和基地側出演者:第64次南極地域観測隊 塩原大晟隊員、瓢子俊太郎隊員、光川祐平隊員、ほか数名

参加した生徒さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

南極のこと以外にも学ぶことの多い講演でした。最後に塩原さんが仰っていたように、今はひたすら勉強に励んで自分の可能性を広げていこうと思います。

昭和基地から廃棄物を持ち帰る際に可燃物は焼却して量を減らすことや、下水をパイプを通して処理場に運び、水を浄化してから再利用するなんて知らなくて、しかもその仕事をする人がいると聞いてびっくりしました。

南極で栽培できる野菜の研究やあたらしい食材の開発など、南極という環境は他の科学技術を発展させるきっかけをもたらす場でもあると思います。今回の南極教室をきっかけに私も機会があれば隊の一員になって南極で研究・観測をしてみたいと思います。

今まで自分とは全く関係のないと思っていた南極が知らぬ間に自分の生活に関係していたことを知りました。

会場の様子

昭和基地の様子