志布志市立通山小学校で南極教室を開催しました

2023年6月26日

国立極地研究所は、2023年6月7日に志布志市立通山小学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みで、隊員のゆかりのある学校で開催しています。

開催日時:2023年6月7日(水)14:15~15:00
開催場所:志布志市立通山小学校 体育館
学校側参加者:志布志市立通山小学校 132名
昭和基地側出演者:第64次南極地域観測隊 中川潤隊員、熊倉聡泰隊員、田中良昌隊員、井上彩隊員、ほか数名

参加した生徒さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

あつあつのお湯をまいたら、けむりがでてきたので、すごくびっくりしました。南極にはペンギンやアザラシがいたので、すごく寒いところなんだなあと思いました。私たちのために南極のことを教えていただきありがとうございました。とてもきちょうなけいけんになりました。

ぼくは、南きょくの生きものを見てすごいなあと思いました。ペンギンがこけるところやアザラシがこっちをむいたりするところがかわいいなあと思いました。つぎも楽しみにしています。ありがとうございました。

南極観測隊のみなさん、お忙しい中、南極教室を開いていただきありがとうございましたみなさんのおかげで楽しく南極のことを知ることができました。わたしは、南極にたくさんの動物がいることにおどろきました。また、オーロラが見えたことや南極観測にはいろいろな役割があることを知りました。これからも大変だと思いますが、南極の観測を頑張ってください。

今回はわざわざ中けいをつないでくださってありがとうございました。南極に行くまでの道のりは、波があらかったり氷を少しずつ割りながら進んだりと長い時間がかかって大変だなと思いました。さらに、動画などで実験やオーロラを見せてくださったことがとても印象に残っています。みんなの質問にも答えていただきありがとうございました。南極のことについて楽しく学ぶことができました。これからも頑張ってください。

会場の様子

昭和基地の様子