大阪府立交野高等学校で南極教室を開催しました

2023年6月28日

国立極地研究所は、2023年6月9日に大阪府立交野高等学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みで、隊員のゆかりのある学校で開催しています。

開催日時:2023年6月9日(金)15:00~15:45
開催場所:枚方市総合文化芸術センター
学校側参加者:大阪府立交野高等学校 750名、卒業生50名、来賓20名
昭和基地側出演者:第64次南極地域観測隊 樋口和生隊長、七海仁美隊員、津滝俊隊員、瓢子俊太郎隊員、井上彩隊員、古田一暁隊員、長谷川雄一隊員、ほか数名

参加した生徒さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

こんなにもたくさんの大人が南極で頑張っているんだなと思いすごく感激しました。南極で生活する中でもたくさんの仕事例えば天気の調査、動物の観察、隊員の生活に関する仕事まで役割分担がされて活動されていて私の知らないことがいっぱいで面白かったです。

オンライン中継を通して直接質問に答えていただけて、とても貴重な機会になったと思います。また、質問にすごく丁寧に答えていただき、質問の答えだけでなく私達にもわかりやすいような説明までしていただけたので、最後まで楽しく中継を見ることができました。南極について知る機会はあまりないと思うのでとてもためになる時間になりました。

ネットとかで調べて知るより、現地から直接伝えてもらって、より南極を知ることができました。南極の暮らしはつらいことが多そうだと思っていたけれど、隊員のみなさんが楽しそうにお話をしていて、普通の私たちの暮らしと変わらないなと思いました。とても楽しく学びになる時間でした。

時間や場所は全く違うのに、リアルタイムでお話を聞いて感動しました。
実際に南極の外の真っ暗な風景を見て、予想以上に暗かったので常に危険と隣合わせなんだなと思います。隊員のみなさんも仲が良くて、あまり南極と関係ない質問でも丁寧に答えてくださってとても好印象でした。またお話を聞きたいです、ありがとうございました。

会場の様子

昭和基地の様子