大阪府立茨木高等学校で南極教室を開催しました

2023年10月16日

国立極地研究所は、2023年9月22日に大阪府立茨木高等学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みで、隊員のゆかりのある学校で開催しています。

開催日時:2023年9月22日(金)15:30~16:15
開催場所:大阪府立茨木高等学校
学校側参加者:大阪府立茨木高等学校 60名
昭和基地側出演者:第64次南極地域観測隊 清水健太隊員、田中良昌隊員、井上彩隊員、中川潤隊員、熊倉聡泰隊員、ほか数名

参加した生徒さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

南極へ向かっている時の映像や、オーロラや吹雪の動画など、とても珍しいものがたくさん見られてとても興味深かったです。人気な食べ物の話や、ペンギンが基地に遊びに来る話、他の隊との関わりの話など、観測隊の方々本人からしか聞けないようなお話が聞けて嬉しかったです。南極の氷を目の前で見たのも初めての経験で、普通の氷とは違って気泡が沢山あったり、溶けてる時の音を聞くなど滅多にない機会を頂けて本当に楽しかったです。南極教室に参加してよかったなと思いました。

清水さんの観測隊に入った経緯や経歴などを聞けたのが特に刺激になったと思う。実際に行っている研究の経過等も含めた研究についてもっと詳しく聞いてみたかった。調べてみたい。

南極は、はるか遠くにある未知の地だという認識が今までありましたが、今回のお話を聞いて、南極を身近に感じることができました。観測隊に入るまでの経緯や南極での生活を詳しく聞けたことで、すごくたくさんのことを学べて、とても面白かったです。間違いなく、南極に興味が湧きました。本当にありがとうございました!!

南極で観測隊がどのようなことをしているのかということや、南極での生活について生の声を聞くということなど、とても貴重な経験ができて良かった。実行委員として事前学習のために南極について調べたことで南極について沢山の事を知ることが出来たのも良かったなと思う。

会場の様子

昭和基地の様子