沖縄市立安慶田小学校で南極教室を開催しました

2024年7月8日

国立極地研究所は、2024年6月6日に沖縄市立安慶田小学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、日本国内の児童・生徒が南極・昭和基地で活動を行っている南極地域観測隊員とリアルタイムで交信することにより、地球環境や地球の歴史、さらには宇宙の謎にまで迫る南極観測の現在を知ってもらい、南極を通じて地球や宇宙のことを考えてもらうことを目的として2004年に開始した取り組みで、隊員のゆかりのある学校で開催しています。

開催日時:2024年6月6日(木)15:00~15:45
開催場所:沖縄市立安慶田小学校
学校側参加者:沖縄市立安慶田小学校 4年生~6年生 約200名
昭和基地側出演者:第65次南極地域観測隊 屋良朝之隊員、齋藤樹隊員、寺﨑康展隊員ほか数名

参加した生徒さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

この南極教室に参加したことで南極がどのような環境なのか、どのような生態系が存在しているのかなど興味深いことをたくさん学ぶことができました。

昔(観測隊が南極へ連れて行った)タロとジロという犬のことを知りたくてスマホやタブレットで探しているうちに南極に興味をもちました。南極教室で知ったことを調べたり見つけたりしてノートやファイルにつづって南極ファイルを作ってみたいなと思いました。将来は南極観測隊員になりたいです。

南極での仕事でオーロラを観測する仕事があることにおどろきました。またお医者さんがいることを初めて知りました。とても大変な中、とても貴重な体験をさせてくださりありがとうございました。

氷(南極の氷床)をくり抜いて昔の空気から環境変化を調べたり、少し遅くてもインターネットが使えることなど、自分が知らないことを知ることができてよかったと思いました。

会場の様子

昭和基地の様子