2025年4月25日
国立極地研究所は、2025年4月15日に福岡県立鞍手高等学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、越冬隊員とゆかりのある学校を中⼼に南極・昭和基地と学校を衛星回線で結び、南極にいる観測隊員が国内の児童・⽣徒とリアルタイムで交信を⾏う取り組みです。⽇本から約1万4000km離れた昭和基地とつながる体験を通じて、南極地域観測事業への理解促進と、⾃然科学への興味喚起を⽬的としています。なお現在南極にいる第66次南極地域観測隊の活動期間では計14 校での開催を予定しています。
開催日時:2025年4月15日(火)15:00~15:45
開催場所:福岡県立鞍手高等学校
学校側参加者:福岡県立鞍手高等学校1~3年⽣(約700⼈)
昭和基地側出演者:太⽥ 計介(野外観測⽀援担当)、他66次隊員数名
※実施後に届いた感想文から抜粋しています
南極教室がある前は南極はただ単に寒くて何もないようなところだと思っていたけれど、話を聞いて色々な絶景を見ることができたり、地球の未来のために研究をしていることもしれてとても有意義な時間になりました。
今日初めて見て知った職業でもあるので、新たなことを知れた嬉しさもあり、そして、自分の視野をもっともっと広げて自分が興味のあるものにたどり着けたらなと思いました。挑戦することを怖がらず自分のしたいこと・できることを増やしたいと思います。
南極の昭和基地にいる観測隊の方の話を聞けてとても面白かったです。日本から遠くて馴染がなかったけれど、色々なことの観測や研究をしているのは楽しそうだと思いました。私も好奇心を大事に生活したいです。
聞いた質問の答えを知ることができて嬉しかったです。南極で活用されているゴミを最小限にする技術を、日本国内でも普及させられたらいいなと思いました。また、世界は広いんだなとしみじみ感じました。