栃木県立那須清峰高等学校で南極教室を開催しました

2025年7月2日

国立極地研究所は、2025年5月28日に栃木県立那須清峰高等学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、越冬隊員とゆかりのある学校を中⼼に南極・昭和基地と学校を衛星回線で結び、南極にいる観測隊員が国内の児童・⽣徒とリアルタイムで交信を⾏う取り組みです。⽇本から約1万4000km離れた昭和基地とつながる体験を通じて、南極地域観測事業への理解促進と、⾃然科学への興味喚起を⽬的としています。なお現在南極にいる第66次南極地域観測隊の活動期間では計14 校での開催を予定しています。

開催日時:2025年5月28日(水)15:00~15:45
開催場所:栃木県立那須清峰高等学校(〒329-2712 栃木県那須塩原市下永田6-4)
学校側参加者:1年生~3年生(約560人)
昭和基地側出演者:大島 馨(雪上車担当)、他66次隊員数名

参加した生徒さんのご感想など

※実施後に届いた感想文から抜粋しています

貴重なお時間を割いて、普段では知らない南極基地の様子を私たち生徒にもわかりやすく、楽しく教えてくださり、心から感謝しています。とても有意義な時間でした。

この度は南極という遠い場所からとても楽しい教室を開いていただき本当にありがとうございました。通信で質問に答えていただくことで、本だけでは知ることができない知識をたくさん得ることができました。私は特に日本ではなかなか見ることができないオーロラに興味を持ちました。将来は南極に行ってオーロラを見たいなと思いました。

南極教室の講話を聞いて住んでいる世界が大きく異なっていることを感じました。南極は、1日中暗い日もあることがわかり慣れないうちは生活が大変だと思いました。元清峰生だとお聞きしたので卒業してから様々な職業があることを改めて学ぶことが出来て貴重な体験になりました。あまり南極について知る機会がなかったので知ることが出来てよかったです。

会場の様子

昭和基地の様子