2025年7月16日
国立極地研究所は、2025年6月26日に⽻咋市⽴瑞穂⼩学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、越冬隊員とゆかりのある学校を中⼼に南極・昭和基地と学校を衛星回線で結び、南極にいる観測隊員が国内の児童・⽣徒とリアルタイムで交信を⾏う取り組みです。⽇本から約1万4,000km離れた昭和基地とつながる体験を通じて、南極地域観測事業への理解促進と、⾃然科学への興味喚起を⽬的としています。なお現在南極にいる第66次南極地域観測隊の活動期間では計14 校での開催を予定しています。
開催日時:2025年6月26日(木)15:00~15:45
開催場所:⽻咋市⽴瑞穂⼩学校(〒925-0022 ⽯川県⽻咋市深江町ル61番地1)
学校側参加者:4~6年⽣(約60⼈)
昭和基地側出演者:北村 剛祥(LAN・インテルサット担当)、他66次隊員数名
※実施後に届いた感想文から抜粋しています
これからも楽しむ心や挑戦する心を大切にして、また南極教室で学んだことを忘れず、南極のことをもっと知りたいです。ぼくも、楽しむこと、挑戦することを忘れずに頑張りたいです。
南極の氷は氷床と呼ばれる大きな厚い氷のかたまりにおおわれていて、冷凍庫で水をこおらせてできる氷とはでき方がちがって、降り積もる雪がとけずに少しずつ積み重なり長い時間をかけてできたものだということも初めて知りました。南極教室の話を聞いて感動しました。
自分も一生に一度は南極を生で見てみたいです。次に南極と北極の違いを知れてよかったです。また、この学校の児童のお父さんの中に南極に行っている人がいると知って、とてもしょうげき的でした。その翌日には、氷もさわれて、さらに南極に行きたいと思いました。授業を受けれてうれしかったです。