2025年7月18日
国立極地研究所は、2025年7月10日に長野県立野沢北高等学校で「南極教室」を開催しました。
「南極教室」は、越冬隊員とゆかりのある学校を中⼼に南極・昭和基地と学校を衛星回線で結び、南極にいる観測隊員が国内の児童・⽣徒とリアルタイムで交信を⾏う取り組みです。⽇本から約1万4,000km離れた昭和基地とつながる体験を通じて、南極地域観測事業への理解促進と、⾃然科学への興味喚起を⽬的としています。なお現在南極にいる第66次南極地域観測隊の活動期間では計14 校での開催を予定しています。
開催日時:2025年7月10日(木)15:00~15:45
開催場所:長野県立野沢北高等学校(〒385-0053 ⻑野県佐久市野沢449-2)
学校側参加者:1~3年⽣(約600⼈)
昭和基地側出演者:井上 崚(重点研究観測 担当)、他66次隊員数名
※実施後に届いた感想文から抜粋しています
南極で研究が行われていたのは知っていたが、オーロラやアイスコア、おさかな調査などおもしろい分野が盛りだくさんで驚いた。個人的にもっと調べたい。
本当に貴重な体験となりました。全然考えたことがなかった南極の生活や観測について知れて、とても面白かったし、今南極にいる方と繋がっていると思うと少し不思議な気持ちになりました。また、難しいことだと思うけど行ってみたいと思いました。オーロラ見てみたいです。
南極に行き、研究することに興味があったので、基地の中や生活、どんな研究をしている人がいるのかなどより詳しく、どのような感じなのかを知ることができたので、自分の進路を決めるときにとても役に立つお話でした。